1月 2011

タヌキ。

5年前、高架線路の斜面の芝生もどきに、自殺しそうな狸を見た。

3年前、バスの帰宅経路の端っこに狸の死骸を見た。

去年、ちいさい狸が、どぶに続く側溝の隙間に入っていく姿を見た。

おととい、どんべいの狸蕎麦が食いたくなった。

そして昨日、新発売のカップ焼きそばを食べた。

狸蕎麦はかわいそう。

狐蕎麦の油揚げに対抗するような、無理矢理な強引さが感じられる。

狸と、てんかす、って。

たぬきって、どんな味なのかな。

決まってるだろう。

てんかすの味だよ。

てん。

という動物がいる。

てん、と、たぬきは、昔ながらの化け物仲間。

狐もばけもの扱いされるように。

てんは、狐も狸も上回った妖力を持っていたらしい。

だから狸は、「てんかす」なのだ。

てんの、カス。

てんかす乗っけた蕎麦がタヌキって、なんら不思議な事はないんですね。

って、こんなでっち上げ、信じちゃ駄目よ。

僕の勝手な持論。

さらに、妖力順で言うと、

キツネ→タヌキ→テン

らしい。

なんだかこれが嘘みたいに世の中にあるぼが稲荷神社ばかりなのはなぜだろう。

一番弱いキツネばかりをまつるわけは?

テンの神社なんて、少なくとも俺は知らない。

おそらく、悪かったんだろうね。

キツネはまだユーモアがあったんだね。

タヌキは、肥後で猟師にやっつけられすぎたんだね。

そして、現代では、溝においやられたりして他のなんかに化けている。

年始に小田原に帰ったら、シカに注意の看板が飯泉橋の手前にたててあったけど、あれタヌキだよ。

だって、あんなに交通量がまあまあなところにシカがなんででんだよ。

絶対下水道から変身してきたタヌキだよ。

タヌキが、怒ってシカになったんだよ。

キツネほどに信仰されず、テンほどに強いわけでもない。

内側に向かい続けたストレスが、彼をシカにしてしまったんだな。

町でシカを見たら、気をつけよう。

タヌキのおじさんだからねそれ。

YES.shimashima/hozzy

エノキ。

きのこが嫌いな人はいる。
きのこが大好物な人もいる。

寡黙な人もいれば、
おしゃべりな人もいる。

つまらんギャグを言う人もいれば、
カッコいいギャグを言う人もいる。

なにをかいわんや。

タンドリーチキンである。

俺の育った環境に置いては、インドでしか食った事ねえ、響き重視のチキン(んなこたねえよ、うまそうな言語だけど)

タンドリーってなんですか?

香辛料と、ぱりぱりって感じ?

お前がいつか吐いた、ゲロの、匂いだ。

水道に親近感を覚えた、部活動の後の、汗の、脇の、カマスの匂いだ。


首が、フォールデング。

Jかじゃかじゃかじゃか。

右目だけで、打ってるよ。

それでいいのだ。

完璧良くねえ。

左目があかない。

眠すぎる。

ううううううううううう

うさぎ

YES.totyuudeotitemoorehacolumno

アノキ。

真冬の公園で、セミの抜け殻を発見した。
なんかちょっとびっくりした。
夏からずっと雨風をしのげるものなのか。
しのげるものなのですね。
この木の上の方見たら、この抜け殻がくっついてる側の、空に対して裏側の部分に、ちらほらまだ夏かのようにひっついていました。
何回かすげえ暴風あったんだけど夏から。
すごいですね、セミの爪って。
力強し。

YES.kokage/hozzy

イノチ。

ドライイースト菌。

言わずと知れたパン作りに欠かせないアイテムです。

小学生の頃、パン工場に見学に行ったときに触った、焼かれる前の発酵中の生地。

強烈に苦手だったあの匂いが、この箱の中のパックにも詰まってました。

焼くと半生とでは、パンという物体は、別次元の存在です。

僕の最近の趣味はパン作りです。




うそです。


パンは食べるのは好きです。
作り方は、ちっともわかりません!!


実は、このイースト菌、二酸化炭素を作るためにスーパーで買ってきたのでした。

CO2!

このエコエコ時代に一石投じるために、二酸化炭素を大気に振りまいてやりたくなったのです。

うそです。

水草を綺麗に育てるためです。

この時代にわざわざ二酸化炭素を作るなんてのは、水槽狂いの人間か、炭酸用のボンベ作ってるお仕事の方がた以外あまりいません。

息を吐けば嫌でもでてくるもんを、わざわざ金払ってつくる。

すごいパンク!!

かわいい水草ちゃんたちのために。

そう、でなんで二酸化炭素かっていうと、

水槽のなかの水草も植物ですから、光合成によってエネルギーを作り出します。
光合成は、光りと二酸化炭素で成立しています。
そして酸素とエネルギーを作り出します。
なので、水槽の中の二酸化炭素濃度を強制的に上げて、強い光りを照らしつければ、水草君たちはもの凄い勢いで成長するためのエネルギーを作り出す事が可能になるのです。

陸上の植物に、二酸化炭素を強制添加するってのなかなか難しいと思うんですが(水耕栽培ならば、水槽と一緒で簡単だと思うけど)、水槽はなんといってもフィールドが「水」ですから、どんどん二酸化炭素が溶けていきます。

昔、理科の実験でやったけど、フラスコに水入れて、ボンべから二酸化炭素をその中に噴射して栓をして振りまくる。
すると、なんとも簡単に炭酸水が出来上がっちゃったのを覚えている。

そんだけ、二酸化炭素は水に溶けやすいようです。

それを水槽に強制的にぶち込むってのは、かなり自然に反した「不自然」の極みですが、栽培とか農業も不自然っちゃそうとう不自然だからね、、、。
農薬や、海の重金属汚染にくらべたら、水槽への二酸化炭素なんてかわいいもんです。

で、どうやってイースト菌から二酸化炭素をつくるかというと、発酵させれば勝手に二酸化炭素を出すんですイースト君。
ペットボトルに砂糖入りゼリーと水を入れて(ちゃんと手順がある)イースト菌パウダーを振りかければ、これで完了。
どんどん砂糖入りゼリーを餌に、発酵をかましてくれます。
同時にアルコールも作ってくれます。
絶対のみたくねーけど笑。
ふた開けると酒の匂いがちゃんとした。

これにチューブつけて水槽にたらせば、もう勝手にぷくぷくと、CO2の泡が水中に漂うシステムになる。

お手軽で、安い。

ただ、いろいろ問題もある。

◦温度によって発酵スピードが変わる
◦アルコールの濃度が高くなってくると発酵が止まる。
◦ふたをあけるとくさい
◦見た目がださい
◦おいしそうじゃない

けど色々やってみると、実に面白い手応えが毎回ある。

あのくっさいイースト菌が、ちゃんと別のもんを生物的な反応で創出しているってのが、やっぱ臭いけど、神秘的にすら感じてしまう。

さらにちゃんと二酸化炭素を水中に放出させると、時間が経つと水草から綺麗な気泡がちゃんとでてくる。酸素を作って出している。二酸化炭素を添加しないときは、全然気泡なんてでてこなかったのに。

しかも夜、明かりを消すと、ちゃんと植物たちは生長しているのですよ。
寝ながら溜め込んだエネルギーで育っている。
かわいらしいですわ。


この二酸化炭素を添加する、しっかりとした装置もちゃんと店とかで売っているんですが、たけーーんだよ。
年末年始で色々金使っちまったから、当分は、我慢しなけりゃなあ。

イースト菌300円?くらいのこのマジックを、できる所まで使っていきたい。
けど意外とこの面倒具合は、作ってる感があって俺は好き。

見た目がかっこいい装置に越した事はないけどね。

命は美しい!

YES.super kameriya/hozzy

イノキ。

いかんせん私んちの周りは坂が非常に豊富でして、駅に行くにはずっと下り坂なんだけど帰り道はずっと上り坂、自転車を漕ぐにも電動付きじゃなきゃとてもじゃないがくじけてしまいそうな勾配に、買い物するにも一苦労。
基礎体力つけるにはいいかもしれんが、日常とは常に「面倒」を膨張させる装置であるからして、強制的な健康さなんかよりも、たるんだ快適さの方が住んでる町では美徳である。
健康でありたかったら、走ればよろしい。
無理に坂を歩かされるなど健康の「け」の字くらいも健康的ではない。
という理屈から、住んで半年足らずで「車」が欲しいなあ、なんて贅沢な妄想を抱いておりました。

そんな折り、なんともグッドタイミン「グ~!」で(この年あたりちょうどエドさんがブレイクしていた)、親戚から「車を買い替えるから今のやつを使わないか?」というファンファーレが鳴り響くかのような打診があった。

感謝永遠に!

かくして、うちに8万キロ越えのファミリーカーがやってきた。
現在は10万キロをゆうに更新して、しかしまだまだ良い音だして精力的に坂を上り下りしてくれている。
見た目は個性的な色で、正直カッコ良くはない笑(ごめんなさいくれたお姉さん)、それにこの時代にあってかなり燃費悪い(ファックエコロジー!)

しかし、俺にとっては孫悟空にとってのきんとうん、タオパイパイにとっての丸太みたいなあの筒状のもの、今はなきゴーイングメリー号、キキのホウキ、宇宙戦艦ヤマト、木村拓哉、イビョンホン、鏡月、、、、、並に偉大な存在です。

ただほんと最近燃費わりー。どうしよう。

んでね、今日ちょっと必要なものがあって、よく通る道を突っ走ってたわけ。
その店に行くのに行きは何ともないんだけど、帰るとき通る道にやけに道路が右側に盛り上がって施行されてしまった所があるのですよ。
二車線の道だから、そのポイントを知ってたらわざわざそこ通らなくても隣の車線に逃げちゃえば「ぐおん」ってなんないで(結構ぐおんってなる)通れるわけ。
けど、俺はそこ通るのが毎回楽しみでしょうがないわけ。
むしろあえてアクセル踏み込むわけよ毎回「いえーい」って。
チンサムロードという概念が一般化するよりまえからそこは「いえーい」だったの俺にとって(芸人Mさんよ、チンサムとかうまいこと言うなよ。なんかあの瞬間の価値が下がっちまうじゃんかよ)

で、今日もまだかまだか、と、そのでっぱりにもの凄く期待を込めて集中してたわけ。
もう暗かったから、ヘッドライト凝視して。



「いえーい」


今日も実に見事なる「ぐおん」を達成し、滑らかに平坦な道に到達した瞬間、なんとも言えない幸福が我を包み込んだ。
そして、その刹那一瞬後に、唐突に新たなる楽しみを思いつく。

『バックミラーで、後ろの車のぐおん具合を測定してやろう』

本当に、限りない一瞬というものが存在するとすれば、今日のこの瞬間の、0コンマ2秒くらいの間だろう。
思考は驚くほど早く、時間は沼のように停滞していた。
これほんと。

眼球は見ていた、鋭く深く、バックミラーという審判の門を。
まるで妖精のように輝くその後続の車のヘッドライトは、私の真剣さに呼応するかのごとく「今よ、今こそよ」と「ぐおん」の瞬間を待ちわびていた。
こい!こい!!
ああ!見せてくれよ、最高のジャンピングを!
上村愛子が去年果たせなかった想いを、ここで見せてくれよ白いセダン!!!
よし!

くるっ!









ひょいっ






って!?!?!


ええええええ!!!!?????





うそーーん。


その後続のセダンさんは、

私が愛する右上がりのもっこり施行ポイントを、

いともたやすく、むしろ美しく優雅に、たぶんすげー金持ち、余裕的に、回避したのでした。



大人!!!



この道路、二車線あるんだよ?
よけるくらいなら、ふつう左車線走ってるよ。
このモッコリを知らない初心者は間違いなく予想外な「いえーい」を体験するハメになるよ。
わりと飛ばせる道だから、もっこりに対処できないはずだもの。
にんげんだもの。
しかも夜という、道路状況が最高に確認しづらいコンデション。


間違いなく後ろの車は、この道の、あのポイントを知っておった。

ぐおんを知っておった。

なのに、

あえてその道を突き進み、且つ、「ぐおん」を回避するなど、余裕に満たされた熟成人間の高貴なる沙汰。


正に、ロハス!!!!


っつーか言わせてくれよ、今年もロハスって!!!!


そんな簡単に時代の急流に沈んで良い単語じゃないんだから「LOHAS」は!!!!!

ライフオブヘルスアンドサスティネイビリティーだぜ???!

ロハスちゃんは!!

継続を(サスティネイビリティー)しなければ、死ぬに死ねないでしょう。

むしろ殺してはいかん、人間の根源は、自然なのだから、、、、、、。


ふぁあああああああああああああああああああああああっく!!


今日も美しい、丹沢の連なり。

自然天然水も、この景色+ブリタには敵わないナリ。




そう!!



後続車は、ロハスやろうだったんだよ。

しかもかなり高純度の!!!


俺は、私は、僕は、この瞬間「大人」を見た。

大人ってなんだろうって、この禅問答のような問い。

一つのヒントが、今日のこの「ぐおん」回避車両にあった気がしたのでした。



バックミラーでそれを確認した時、俺は「おーーーーーい」って一人で叫んじゃったもん。

そりゃ反則だろ!って。

でも、50メートルくらい進んだら、なんだかその振る舞いが深く感じられて、「今日コラム書こう!!」って気持ちにさせてくれたのでした。


すごいよね、大人になるって。

『伝言』の歌詞の中にある「大人になるってどんな事と 昔の僕が問いかける」ってあるけど、今日それを見た気がした。


「いえーい」を回避できる「余裕」!!

これが大人の絶対条件なのだろう。
バックミラーに映る暗闇は、運転手の顔を、眼鏡をかけている人物としてしか浮かび上がらせなかったが、
確実に、成熟した人物であると想う。

俺より年下だったら、マジへこむ。

よけるなんて俺にはまだ無理。
いえい、には勝てないざんす。
誰乗っけてても、ジャンプしたい。
女子供もジャンプさせたい。
文句言われても飛びたい。


この冬はとことん鍋食いたい。

YES.right mokkori/hozzy

やっと明けた夜に。

あけましておめでとうございます!!

、、、、、って、とっくに過ぎてますね。

いやあ、まだ2011年になりたくないなあ。
すごい慌ただしい新年突入に、心も体もまだ’10年な感じ、、、。

なんて言ってたら、色んな人に怒られそう、、。

そんなにだらけて生きてる訳じゃないよ(むしろいつも眠い)、目標はいつも届きそうも無い雲の彼方に設定しているのだけども(近づいてるのか遠ざかっているのか、、、それは永遠のテーマ)、ここ最近時間の流れがはやいよーー。時代もどんどん急ピッチになって生き急いでいないかい人類よ!ロハスはどうしたんだよー(つーか、いい加減「ロハス」発言は禁止します)

世界中がみんな、もっと働かなければ、もっと遊びや余裕に真剣になれば、時間はもっとゆっくり流れるはずなのに。

なーんて、夢みたいな事言ってる時間があるなら、せっせと自分の夢のために、がんばらにゃ、あくせくやってなきゃいかんのですね。

楽になるのってすごいいいことだけど、その瞬間、夢ってなんだかとても希薄になるのかな。
全部を投げ捨てたら、ぶっちゃけ勝つ瞬間のほうが多い気がするけど、夢ってのはやっかいで、夢に限ってはやっぱなんだか負けちゃう気がする。
いいよね、この感じがさ。
少年よ、大志を抱け!って。

それにしても時間がたつの異常にはええ。
まだ2010の感じだよ。

そう、『ノルウェイの森』の映画だいぶ前だけど見たっす。
なんか不思議な気分になった。
良いのか悪いのか、そんときは正直よく解んなかった。
途中5回くらい眠くなって落ちちゃってたんだけど笑、全部見終わった時席からすぐ立ち上がりたくなかったんだよ。
そんなこと今まで一回もなかったんだけど、なんかスンッと残っているものが確実にあった。
次の日はもっとその感触が大きくなっていた。
そこで気づいたのです。
「ああ、とても良い映画だったなあ」って。
特に後半の映像の具合がまだ、年明けても残ってる。
眠くなるのに、良い映画って笑。
原作が好きすぎてとち狂ってしまったんだろうか。
けど映像はすごいきれいだったし、それ以上に役者さんたちの気合いが伝わってきた。
ところどころの吸引力が半端なかった。
なのに、ところどころの浮遊感も半端無かった。
そしてそこで寝てしまった。。。
なのに、すげえ残るって!!
よくわかんねえけど、これが監督の技なんだろうか。
トランアンユンさんの映画は他のを見た事がないんだけども、この引き離れ感が(場所場所の吸引力となんとなく感)映画に立体性を吹き込むのだろうか。
なんて、語ってみたところで、僕には映画の技はよくわからないから、いらつく。
ただ、やっぱ、よかったよ「ノルウェイの森」、大好き。
DVD買ってまた見たい。

今年もよろしくお願いします!

YES.usagikun/hozzy