藍坊主 | Column
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藍坊主

Column

指先に食い込む赤外線。

鋭く、速く、硬く、ドイツラスクを噛み砕く。
宙に浮くホコリのような破片。
風もないこの部屋で、パンの粒子はどこへ消えるのだ。
目ではとらえきれない小さい世界やとてつもなく大きな世界。
疑いようもなくそれはそこには存在しているのに、自分にはまるで無関係かのように時間を食いつぶしていく俺。
何度となくそれを悔い、悔しがり、瞳を広げて宙を端からめくっていこうとするのだけれど、気づけば寝転がって俗な妄想、考え事ばかりしている。
人間の脳、もしくは心には、ストッパーが用意されていて、知ろうとするとシャッターが下りてしまう領域があるらしい。
自分の存在の意味さえもその領域なのかと、14の頃から何度もその意味について考えてはいるものの、辿り着くのは結局、聞きたくもない使い古された道徳的観念、耳の穴に突っ込んだらたちまち発狂してしまいそうになる安楽的思想、そんなものがふりかけのように俺の頭の上にぱらつき続けていただけでした。
そういうことじゃないんだよ求めているのは。
つまりは愛や、平和や、自由、以前の重要問題なんです。
俺がくたばったら俺においての、愛も、自由も、平和もない。
愛も自由も世界の基準にあるものはそこでちゃんと存在していればいい。
けれどそれは決して俺の基準じゃない。
それは俺の感覚でしか存在しないに決まっているから。

つーか、愛、自由、平和、って文字にして並べるとすげー陳腐だな笑。
ちょっと多用すると吐き気がしてくるね。
何故だろうその意味はとても素敵なことなのに。

哲学、宗教、青春時代に色々と手を出してみたけれど、結局よく明確な答えはよくわかんなかったし、途中からそれを探る意味もよくわかんなくなってきて、一年近く堕落に時間を費やしたりもした。
今でこそ一応ミュージシャンやっているけれど、中身は今でもストレンジャー、浮浪旅人であると自覚しています。
つーか、悟りでも開かない限り、俺の欲しい答えは死ぬまでわかんねーな、と随分前から気づいてもいるんですけど、もしかしたら、とまだまだあきらめきれないんだよね。

認識できないことを理解する。
これは最高に生きていて幸せなことなんじゃなかろうかと俺は思っています。

ラスクの破片がどこに消えていくのかも、目に見ることがもしできたなら、もっと広い世界も構えることなく理解することができるような気がする。
人間ってつくづく可哀相な生き物だな。
可能性を見ることは出来るのに、それ以上の絶望的な現実が間違いなく目の前には存在している。
ゴキブリが羨ましくなることさえあります。

YES.rusk/hozzy

ウレタン。

最近映画観てます。
近所の映画館にもようやく足が向くようになりました。
とりあえず忙しさの山場が一段落し、自由な時間も増えたので、手当たり次第がんがんインプットしています。

来月公開になる「ラストデイズ」と「変態村」すげー楽しみだ。

今日は「ミュンヘン」観て来ました。
昨日は「サイレン」観て来ました。
一昨日は「ジャーヘッド」観て来ました。
どれもいまいちでした。

「チャーリーとチョコレート工場」借りて見たけど、コレとても面白かったです!突き抜けていかれててメルヘン笑。もっとながく観ていたかった。ウンバルンバ。

「チェゲバラとカストロのうんたら」、「エクスペリメント」、「ノロイ」、「レス」、あとよくわかんないラブコメディー、うん、ありがとう、って感じ。

「有頂天ホテル」香取しんごの持っていたギターがずっと気になって仕方なかった。

「拘束のドローイング9」ビョークの音楽ってやっぱりヤバイですね。映像と合ってんだかどうなんだかよく分からないくらい存在感があってずっと聞き耳立てていました。サントラ買ってしまった笑。映画自体は芸術的すぎて10回近く眠りそうでした笑。

「トニー滝谷」さっき借りてきたので、明日あたり観ようと思います。雰囲気が素敵そう。

今月中にあと10本は無理やりにでも観てやろうと思っています。

本もごっそり買いだめしたし、CDも何枚か買ったので当分一人きりでも飽きないでしょう。
何より「マザー1+2」を手に入れてしまったからヤバイ。
マザー2、スーパーファミコンでやりまくってました。
飲み込まれないように注意しなければ笑。

YES.mother/hozzy

かなぶんがとんでいた。

コードが6本。
黒、灰、しろ。
ゆびさきと、きかいをつなぐ1,3,2。
アルミカップ。スジャータ。タンザニアんコーヒー。
画面にあらわれる文字のかたちに、キリキリした光に、やさしいイメージを加える、ゆーげ。
水のつぶが窓を滑ってる。
そのあとに残る切り取られた木のえだ、しろい空、レンガの図書館。
まつげが湿るころには、鼻のおく、かたつむり型のうねり、ぬくい氷は溶けてひろがっていきました。

ok、今夜はよくねむれそう。
まくらの硬さもちょうどいい気がする。

つきぬけたスパゲティーナ、したのうえで踊るとうがらし。

かなぶぶぶぶん。

yes.musi/hozzy

シープスアーダンシン。

遅くなりました。ごめんなさい。

カレンダー発送しました!(ほんと遅いな、と反省してます)

メール時間があるとき読み返して、完全俺様主観で選ばせていただきました。
そう、俺様な感じで、えらそうに、ゆったりと、すまん、笑。
マジで、結構悩んだんです。
みんな素敵な文章を書いてくれたのでね。

届いた方は使ってみてください(説明書がついているので安心)。
一月分はもう過ぎてしまったけど、破り捨てるタイプのカレンダーじゃなく、役目を終えた後でもその月に意味があるように作ってあるので、大きい心で、俺のノロマさを受け入れてくださいな。よろしく。

はい。

では次に、今度でるシングル『桜の足あと』のデザイーンについてかかせていただくことにします。
今回もまた素晴らしい仕上がりになっちゃいましたよ。いい。
とくにジャケのイラストが最高です。
那須香おりさん、というイラストレイターの方に今回書いていただきました。
彼女の描く画を、うちのデザイナーのマイケル君が好きで「今回どうだろう」ってことで絵を見せてもらったら、俺らも打ーン!と全員ノックアウト。
マイケル同様、俺も一ファンになってしまいました笑。
色使いや絵全体の雰囲気はとても柔らかいのに、どっか固い感じもして、なんだか不思議な画を描かれる方です(俺の持ったイメージ)。
そう、何だか不思議なんだ笑。
俺はその何だか不思議にズレてる感じがすごい好きです。
何に対してずれてるのかは素人の俺にはわかんないけど、そのズレをとてもナチュラルに心地よく感じさせてくれるところに、俺は良い匂いをぷんぷん感じます。
一筋縄のかわいらしさじゃないぜ、那須さんの描いた羊は笑。
ほんといい。
だから那須さんのホームページも是非覗いてみてほしいです。
http://www.jprf.view21.net/~nasukao-pink/
がアドレスです。
さあさあいってらっしゃいませ。

そして、中身もチームパーキングが搾り出した良いアイデアがガツンと詰まっているんで、音とデザイン、トータルでお楽しみにしててください。

ではまた。

YES.nasusan/hozzy

たまに家に帰れば、こうなる。

家にいる時、テレビが部屋にないから、思考を何かに預けて時間を
つぶすということがあまりなくなった。
そのせいなのか、同じことを繰り返し考えることが多くなった

おかげで頭が重くなる。
1→2→3→1→2→3みたいに、きれいな三角形に思考が循
環してたらまだわかりやすくていいんだけど(初恋の悩みのよ
うだ)、
このごろは、12→4→9→2→うんちゃら、かんちゃら→ぐ
るんぐるん→12→6→3→9→うんち、、、、、、→12→、み
たいに、一回まわってくる大きさが無駄にでかくなって、しか
も内容がめちゃくちゃ。始まりと終わりだけは決まって一緒(
つーか始まりは終わりで、終わりは始まり、メビウス!)。
アホみたいなんですが、なかなか疲れる。
だから、意識的にやめようと思っても、気を抜くと(風呂、厠
、飯、掃除中など)、
スイッチがオンに点灯。ぴーんぽーん、と。

そんなだからこないだ、あえて夜中の2時からペンキを塗り始
めたりしてみました
(なんか時間を形にしたかった。頭からっぽにして)。
で、レンガの色をホワイト&アイボリーに変えてやりました(
意味はとくになし)。
木の樽も塗って欲しそうだったのでべったりとハケを走らせ、
なんだかよくわからない太った円柱にしてやった。
結局4時半までかかって、塗り終えた頃には、思考は錆びたゼン
マイ。
のろすぎる体は重力に沈み、風呂にも入らずそのままねむりま
した。

バンザイ!無駄な労力!

しかしおもしろかった、ペンキ。

YES.paint/hozzy

集中。




        

                       



                    .









     

ちからのかぎりひっぱって。

「All nEed iS lovE ~ ♪ちゃんちゃららら~ ♪ビートルズ聴くと壁が融けていくの~♪。」
(そうよね。って言いたいのに。できないね。口がないんだもの)

「Hello&44;hEllo&44;i don’T know Why you saY “GooD bye”anD i saY“Hello!”~♪」
(うん、いいわねそれ。って言って)

「電球の光って邪魔だわ。」
(私はタワシ)

「たらららったたーん!」
(もじゃもじゃたわし)

「もやし炒め完成!」
(ねぇ、あとで私で器を洗って、傷つけても洗って)

「嫌っ。」
(………。)

「ふん。さあ、ご飯できたわよ~」
(……って、部屋には誰もいないのにね。)

彼女は蛍光灯がビリビリ鳴る部屋でもやし炒めを独りほおばった。
ビートルズはこんな時も変わらずビートルズ。
すばらしい曲よビートルズ。



沈む陽に  
        私をちぎって  
                    ビートルズ
                                                             
ほら、575が生まれた。





YES.jhon/hozzy

くちばしでくわえて。

緩やかな風に喉元をさらして、気を抜いたら息の根が止まってしまいそうな日没に身を沈める。
言葉はもう遠くに流れ、形をなくして虚ろになった。
何のためにこの場所に佇んだのか、もう理由を手繰り寄せることができない。
僕は四枚目の翼を折ると、ただのイノシシになった。
肩を震わせる自分の影が、地面に揺れる。

「イノシシは翼を持たない。だから走る。僕は走らない。だから空に流れた。」

飛んでいる、飛んでいる、墜落が、飛んでいる。
走ってる、走ってる、衝突が、走ってる。

あの大きな樹にぶつかって、気絶するほどぶつかって、角を丸めてぶつかって、まばたきせずにぶつかって、突き抜けたい突き抜けたい突き抜けたい倒れたい。

イノシシ。イシシシ。イッシッシ。

イックシ。イックシ。ダッフンダ。

YES.lofwon/hozzy

ハリガネを巻きつけて。

カラスの骨が、くちばしから地面に突き刺さっている。
それがカラスとわかったのは、まだ黒い羽が二、三枚、あばらの辺りに張り付いて、ぱさぱさと揺らめいているのが見えたからだ。
カラカラに乾いた足の先はひび割れて、ひからびた珊瑚のように白い。
太陽の光を浴びるたび、それはきらきらと弾けるように輝いた。
僕は、彼女に聞いた。
「あのカラスは、君の友達?」
「そうよ。」
「なぜあんなところで逆さまになってるんだろう。」
「私も詳しいことはよくわからないのよ。」
白い羽を細かく振るわせて、彼女は首を傾げた。
モンシロチョウが二匹、僕らの目の前を踊りながら交差していった。
「ただ、あの樹なら知っているかも知れないわね。」
彼女が黄色いくちばしを南の方に向けた。
つられて僕も鼻先を向けた。
「あの大きな樹のこと?」
遠くその先には、雲に届いてしまうくらい巨大な樹がそびえている。
「そう、あの大きな樹はこの森の長だから。」
僕は目を細めて、蒼い空と緑の葉のコントラストを、眩しさにしかめながらじっと眺めていた。

YES.The Starry Night/hozzy

リアルって何。

いまさっき、男と女と小人が俺の空間に割り込んできた。
15分くらい前。
今日は事務所で作業をしに朝から来てるんですが、椅子の上でうとうとしていたらやってきました、変なのが。

よく金縛りにあうんですがその原因はほとんどが疲労。
自分でも自覚あり。
ただ時々、おかしな感じや怖い目にもあう。
その違いは入った瞬間の感覚でわかります。
さっきのは後者。

「やべー、きた。」
と思ったら、締め付けられる金縛りじゃなくて、広がる金縛りに。
「広がる金縛り」は体が少し浮いて、輪郭がぶれるんだ。
宇宙に放り投げられたらこんな風なのかね(つーか爆発する)。
動いてるのにスカスカなんで、結局金縛りと同じようなもの。
だからどうしようもできない。
そしたら次に男がドアからやってきて、「オイ!」って言ってきやがった。なんか言ってたんだけどよくわかんねー。
つーかいきなり「オイ!」じゃねーよクソ野郎。
で俺の脚を引っ張るのよ。そしたら今度は女が「やわらかい、やわらかい」って足元で言いはじめて。足元にはほかに小人が二匹くらい「きゃっきゃっ」と騒ぎながら俺の脚にぶつかってくる。で気付いたら別の小人みたいの踏んでたらしく足の裏がぶよぶよしてた。
つーか俺が原因じゃん!今書いてて気付いた笑。
目の前をばたばた走ってるやつもいるし、「うざってー!!」と思っていたら、ガチャとユウイチがドアを開けて入ってきてみんな消えていった。助かった。

ユウイチが一言「お前顔色わりーよ。」
うん、悪いと思う。

不思議なドアーがそこら中にあって、いつ開くかわかんねーからマジびびる。

YES.yuhichisan/hozzy