藍坊主 New Digital Single 群青 2017年5月21日 配信限定リリース!!!

DISCOGRAPHY

群青

作詞曲 佐々木健太

真空パックされたベーコン色した空が 君のいない影をのばし続けてく
工場 鉄塔 学校 僕 君といた土手 張り付いたワイシャツを浮かす風

渇けば渇くほど乾かないもの 青く青く青く煮詰まってくる
行き場のないちぎった草のような 割れそびれたシャボン玉のような

空の群青 空の群青 キラ キラ キラ 光る
僕の群青 空の群青 キラ キラ キラ 光る
さよなら さよなら さよなら さよなら ぼくら。

川向こうで点滅する団地の蛍光管 じわりじわりぼんやり滲むのは許さない
親知らずで何度も噛んだ内側みたいに ぼくらの恋はうんざりの連続でしたね

明日からイライラすることもないでしょう 傷を負うこともなくなるでしょう
3年後は誰かをもっと愛してるでしょう だからこんなに、辛いはずはないでしょう

空の群青 空の群青 キラ キラ キラ 光る
君の群青 空の群青 キラ キラ キラ 光る
さよなら さよなら ぼくら。

暗い暗い暗い暗い夜の青、青、近くなる
一緒に花火を見た橋
甘い苦い甘い苦い夜の青、青、あの時は
空がクソみてえに奇麗だったよな

空の群青 空の群青 キラ キラ キラ 光る
僕の群青 空の群青 キラ キラ キラ 光る
さよなら さよなら 最低で 最高な ぼくら。


■配信日:2017年5月21日
■配信:iTunes / レコチョク / mora / amazon music / music.jp / ドワンゴ
■CATEGORY DownLoadSingle

LINER NOTES

hozzy(Vo)

この曲は、5月21日から始まる「群情’17」という、スローとミドルテンポ一切なしの激しい曲ばかりを集めたライブをやるツアーの数ヶ月前に、このツアーを象徴するような曲を作りたいなあ、というイメージから生まれた曲です。
本来なら「曲が先にあってリリースツアーをする」というのがバンドでは定石ですが、ツアーテーマに引っ張られて曲ができていくパターンもあるもんなんだなと、まだまだ別の曲の作り方があることも知れてこのツアーに感謝です。

群青という言葉。まずこのなんとも言えないあいまいな境界のような響きが好きです。
色味自体も夜明け前や日没の残りの時の空のように、いつも通過して行く”瞬間”を映しているようで、「まるで青春の時に触れた空気みたいじゃないか」という、その一点にまず吸い付けられて歌詞を書いていきました。
思い浮かんだ風景は「ホタル」という過去に書いた曲の舞台と同じように、やはり地元小田原の景色です。
群青といったらこの場所以外は思いつかないです。草のつぶれた匂いと土手のコンクリートの感触。
隣で夕日を浴びていたあの子は今どんな世界を見ているんだろう。
顔はおぼろげなイメージに近くなっているのに、表情は今でも鮮明に浮かんでくる。
群青ってる河川敷だ。

そんな動機と記憶から(思いがけず!!)手応えのある原曲が出来ていったので、バンドメンバー全員であーだこーだ議論しながらユウイチを中心に基本アレンジを進めつつ、藤森と一緒にスタジオに繰り返し入って細かいメロの歌い回しを詰め、拓郎先生には「ドラムをとにかくかっこよく叩いてください!」と注文をさせていただき候。

めきめきと成長していった群青君が、いつのまにかやってきていた春を春らしく変えてきてくれた頃、最後にあと一歩スペシャルなフレイバーが欲しい!
ということで、約10年前に出したアルバム「ヒロシゲブルー」「ソーダ」「ハナミドリ」の頃に一緒に楽曲制作に関わっていただいていた時乗浩一郎さんにオファーをして、このタイミングで久しぶりに制作に加わっていただきました。

去年「ハナミドリ」のリバイバルツアーをやった時に感じたあの匂いや懐かしさ(来てくれた皆さんありがとうございました!)。
あの頃にはもう戻れないけれど、同じ時間を共有していた人たちに流れるリズムや空間みたいなものが、確かに点滅してヂカヂカしていた良いツアーだった。
そしてそんなタイミングで時乗さんもツアーファイナルを観に来てくれていて、なんとも言えない感慨、また何か起こりそうな予感があの時既にあったのでした。
快く我々の申し出を受けてくれたことに改めて感謝いたします!!

そして時乗さんのアイディアも加わって完成した結果、自分で言うのもなんですが、めっちゃ藍坊主っぽい曲になったんじゃないかと思います。
今までいろんなタイプの曲を作ってきたけど、こんなに自分たちの曲に「ああ、これが個性かも」と思えた曲も初めてかもしれません。
俺はこの曲がすごい好きです。

これからライブでも定番になっていく曲でしょう!

この曲が出来るまで、そしてこの先。
録音、映像、ヴィジュアル、パッケージ、発信。
我々と同じぐらいの高熱パッションで関わってくれた皆様に改めて感謝いたします。

ありがとうございました!!

みなさま、きいてくれぇーーー!!

時乗浩一郎(Producer)

「群青」Recordingによせて
彼らと初めて会ったのは、インディーズ・デビューアルバムを作る前だから2002年だったかと思う。モヒカン刈りのメンバーも居たりで、まだ少なからずトンガっていた小田原育ちの10代の少年達だった。見た目に反して、とてもきっちりと挨拶もする礼儀正しい若者だったのを覚えている。〔*彼らの僕に対する第一印象はインチキ業界プロデューサー風で酷いものだったらしい(笑)]
そこからインディーズデビュー、メジャーデビューを経て、何作も続けてRecoring Directorとして一緒に制作をやらせてもらった。
詞曲を含めた楽曲を決める段階から打ち合わせして、レコーディングに向けたプリプロでは、一緒にリハーサルスタジオに(僕は鍵盤で)入り、リズムアレンジや、Re:Chord,したり、それはとても楽しく、時に厳しく、音を作らせてもらいました。

それから幾星霜を経て、楽曲制作のやり方の変化もあったり、ここ7年ほどは彼らの制作から離れていたのですが、この度嬉しいことに彼らから直接オファーを頂き、一緒にこの「群青」の制作をやることになりました。
あの頃と同じように、打ち合わせ後プリプロをしっかりやるためにリハーサルスタジオにも入りました。リズムアレンジやRe:Chordの意見をみんなで出し合って、曲がシンプルながら物語的な感動を導き出すような装飾をまとってゆく。それをメンバーと感じながら創り上げてゆくのはとても楽しく充実した時間でした。僕が加わることで、少しでも選択肢や可能性の幅が広がったとメンバーが感じていてくれたら、これほど制作マン冥利につきることはありません。

今回のRecordingに関しては、レコーディング&ミックスエンジニアを僕が最近お世話になっている高桑氏にお願いし、高桑氏のホームグランドであるダッチママスタジオで行いました。あの頃より演奏力の上がった彼らのリズム録りは、ほぼ2テイクで終了。ダッチママスタジオのメイン・ブースのドラムのアンビ感が楽曲にとても良い効果を生んだと思う。
ギターのダビングも順調に終え、いよいよヴォーカルレコーディング。
最近のライブで聞いた、hozzyの声はデビュー当時のように迷いのないまっすぐな声だった。なのでレコーディングでも、その彼の心の真ん中から出てくるまっすぐな勢いみたいなものを、うまく音源に閉じ込められるように、早めのテイクで形を作っていくようにボーカル・ディレクションを心がけました。
hozzyのサビで鋭く突き抜けるような高音は、この曲を聞いてくれるリスナーの皆様にも、あの頃の青さと力強さを思い出し、またさらなる進化形として感じてもらえるのではないでしょうか?

それにしても、こちらも刺激をもらうようなとても楽しいRecordingでした。
今回の楽曲が皆様の心に残る楽曲になり、彼らの次のステージに進むための1曲になることを願います。

■ 時乗浩一郎プロフィール
ベルウッドレコード株式会社、プロデューサー。
1965年生まれ。明治学院大学 法学部卒業後、音楽家として道を歩み、 制作ディレクターとして人気グループDEENや坪倉唯子、藍坊主、phatman afters chool、藤田麻衣子など数多く作品に携わる。 その後も数多くのアーティストの原盤制作に関わり、音楽業界で唯一無二の存在感を示している。
現在は、レコード会社プロデューサーとして自身で発掘したロックバンドや シンガーソングライターなどインディーズ系アーティストのプロデュース業を中心としながらもメジャーレーベルアーティストとの仕事も展開。 自身も演奏するマルチプレイヤーでもあり、プロデューサー、作曲、編曲、ディレクター、A&R と音楽に関わるあらゆる業務をこなすベテラン音楽家。楽曲作りでは歌詞に重点を置き、サウンド面では弦アレンジやコーラスアレンジなどアコースティックな質感を大事にした作品作りに定評がある。
最近では、植村花菜、上野優華、それでも世界が続くなら、ユビキタス、オトループ、ツヅリ・ヅクリ、入日茜、等も手がける。 趣味の料理は素人域を超えた腕前。

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藍坊主 配信限定シングル『群青』2017年5月21日よりご覧の各サイトでリリース!


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