繋がる回路。
同じ夢を見る。
というかシチュエーションは毎回違うけど同じ場所へたどり着く夢を見る。ここ一年で4回見ました。
夢の中を歩いていると「ん?ここは来たことあるぞ」とふと見慣れた景色に気付き、そうするとそこから先は予想通りの世界がいつも広がっているわけです。そこは四方崖の壁に囲まれた空間で、白い砂浜&ギリシャの街から見える地中海さながら真っ青な海(というか波打つ池)が真ん中にぽつんとあり、空は日差しの強い青と白。
言ってしまえば妙に開放感のないリゾート地のような場所。
けど閉塞感はなく、そこから夢特有の恐ろしい展開が始まるでもなく、ただただ目が覚めるまでそこにたどり着くまでのプロセスを組んだストーリーが続いていくだけなんです。とても気分が良い夢ですな。
一昨日4回目を見たんですが、映像が綺麗でちょいと感動的でした。
①小船に乗り、砂浜の上を進行。乗員は案内人合わせて5人。俺を含めた3人が友人、一人は先生(何の先生かは謎。女教師)。誰一人あったことがないしもちろん顔も知らない。名前はない。
②砂浜を進行中に木の柵の向こうに古びた椅子がたくさん並ぶ風景をみる。淡い光が椅子のひとつひとつに差し、背景は白い崖。藤のような木が所々にある屋根に絡んでいてとても綺麗。案内人が何か言っていたが忘れた。
③突然、目の前に海が出現。小船は波に乗る。風が吹く。しばらくしてどこかの浜辺に到着。人々が肌を焼いている。
④友人の一人が迷子になっていることに気付く。集合場所を決め、手分けして探すことにする。先生はなぜかアーミー系の格好に変わっていた。
⑤一人になった俺は防空壕のような洞窟を発見。中に入ると、腕時計が土壁にかかっている。テーブルがあり、誰かが最近までいたような生活感の名残を見る。とてもかなしくなって外へでる。
⑥ひたすら真っ白な海岸沿いを歩いていくとだんだん見慣れた風景に出会うようになる。出口の見えるトンネルを発見。また来てしまったことに気づく。
⑦通り抜けると前述した光景が広がっている。ここでおれの存在は消え、映画をみるように視点がひとつ外にはずれる。
⑧先生がここで迷子になった友人を見つける。しかしなぜか先生は罠にはまる。友人が敵から身を守るため(敵なんかいたんだ)仕掛けたらしい。先生しびれて動けなくなる。友人は先生に謝るが「でも先生がかかってくれてうれしいよ」と笑みをもらす。決して悪意や気持ち悪さは無く、純粋に照れた感じ。この言葉がとても鮮明に頭に残っている。
⑧先生が何か言って微笑んだあたりでブラックアウト、目が覚める。
こんな感じでやけに鮮明でした。1、2、3回目も若い順にまだよく覚えてます。前回は恐竜が暴れる中、バレーボールをしていました。
この夢の場所へ次に行くときはどんなストーリーが用意されているのか楽しみであります。
YES.dream/HOZZY