ドロップ。

ドロップ。

日に日に体の感覚がぼやけていく気がします。というより霧散していくというか。景色に俺が入り景色が俺に入り、意識が体からはみ出ていくというか、体が意識本体になるというか。
ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり、な感じで。
こんな状態に突然なったらきっと、ぱちんと弾けてパンクするのだろうけど幸い髪の毛が伸びるのよりはゆったり変化していっているので、うちわでぱったぱった扇ぎながらビール片手に「なんなんだこりゃ」と考えたり、この感覚にぼーっと浸ったりできてます。
それにしてもこの症状を誰かに相談したら、普通に「うーん、病院行ったほうがいいよ」と言われかねない状態だよな笑。俺にとっちゃいいことなんですよ。色んなこと考えられるし。だからもっとぼやけたい。

「飛ばない豚はただの豚だ」

昨日初めて『紅の豚』観ました。ゲド戦記みたら、ジブリ作品で漏れている作品観なきゃならん使命感に駆られ初鑑賞に至りました。

よかったです笑。

ラピュタ抜いて一番好きかもしれない。つーかなんで今まで見なかったんだろう。不思議だ。チャンスはいくらでもあったのに。いろんな人に薦められてもいたのにね。

つーか「飛べない豚は、」じゃなくて「飛ばない豚は、」なんだな。何回もみてしまったよその場面。なんか「飛べない豚」で覚えていたから。
しかしポルコいちいちかっこよすぎ。なんだかんだ平和な映画だし(アッパラパーじゃなくて)、説教臭くないし、多分俺DVD買いそうです。

「いつか透明人間になったら、体の質量も減らして、ヘリウムみたいに上のほうに昇っていきたいもんだぜ。」ってポルコ風に言ってみたい。


さっきコンビ二にビール買いに行ったら、ハートの刺青を肩に入れた(これでもかってくらいベタなタトゥーだった)おっさんに胸を小突かれて「なあ、ロックしてんのか?きかせてくれよお前のロックをよ」と言われ、つまみにサラダを買おうと思っていた俺はなんだか情けなくなり、「やっぱ肉だよなおっさん」と、チャーシューみたいなやつを手に取って、買い物籠の中に放り込んだ。
つーかその後おっさん少ししつこくて「ロックンロール!」とか「お前のブルースを聴かせてくれ!!」とかずっと言ってきて、俺の背中に張り付いたまま離れなかったので、缶コーヒーを一本渡して、「お互いがんばろうぜ」と言ってたったか帰ってきました。
しかしなんか彼の事少し羨ましく思ってしまった。俺ももっとアグレッシヴにならなければ。

「大切なことは、目に見えないんだよ」
サン=テグジュペリの物語の言葉を近頃よく思い出します。

YES.jacopetti/hozzy

hozzy