暁闇。
球だと思い込んでいたものほど、裏側から見たら正立方体に見えるかもしれない。
そんな可能性が耳の奥でヴいんヴいんうなっている。
最近よくわからなくなることが増えてきてる。
当たり前のごとく目を背けてきたものや、当然のように正しいと受け入れていた物事、実はそれらはお互いにあまり相違ないんじゃないか、むしろこいつら倒錯してるんじゃないか、ぐるんと逆立ちして俺のことをあざ笑ってやがるんじゃないか。
ああああああああ?と、よくわからなくなります。
つーか、むしろ遠ざけていた物事がおれの中で輝きを増してゆくのはどういうことなのでしょう。
俺はやっぱりニコちゃんにはなれない。
水面を歩く夕闇のように、誤解は人の信念をじわりじわりといたぶるな。頭いてえよ。
俺はこの先もずっと解放に向けて歩いてゆくことにします。
足の裏に空を感じなければ。
YES.riot/hozzy