エジソンさんをちょっと消す。

ユウイチにこないだもらったロウソクがとても綺麗です。
あわせてその後ヴィレッジで買ったちっさいのがたくさん入ったろうそくもとても綺麗です。やつらには明日が来ないから異様に美しくかんじられるんだと思います。紙幣には明日も変わらない価値があるけれど、ろうそくには明日も変わらない価値はもちろん保証されていません。火をともらす瞬間にしか存在理由はない。燃え尽きるまでが存在理由、輝かさ。ロウの塊を眺めているだけじゃ、それはただの塊でしかない。だからもったいないけど燃やしちゃうよ。消えてほしくないけどどんどん光れい。太陽が下って山に埋まる時の何にも変えがたいあの色は、雲の配列や、空気の質感や、月の位置や、その日の俺の機嫌によって、表象されている。明日も同じまだらさはこないだろう、たったの1分がこんなに世界を変えるのかい、あららら、もう後半歩で夜がくる、って予測がありきであの美しさは成り立っている。短いのってなんて重みを帯びるんでしょうか。綺麗だからいつも悲しくなります。夕焼けに意識を持っていかれるたびに穏やかになる心の動きと、同時に、それを腐らせずに奥の方でとっておきたいって、妙に落ち着きのない焦った心持ちにさらされます。悔しいのよ。なんか、とても。
綺麗な夕暮れの日ほど、何故か残念な気持ちになってしょうがなくなってしまうのが我ながら許せん。

どんっ、っべっばんら、ででぐらしかっつぇ、えいらえいらっ、ろ、すんびからん?ぇいら。しおかしかろんんた、でじぇいでじぇいふぉぜふ、じんぎりぎりぎろ、れんたかたんたらどどげらどげらら、

じわじわと流れてくるともしびの中のダンスの振り付けに、にわかに酔ってきた模様です。白ちゃんはグリンテルをなだめ清し、ロクオンさんは夜をじぎりぎりし、ベス●モラ●エディト、空間はより密に、境をなくし、デンデタル。

あのろうそくはあまりにも美しいのです。

はらはらするよほんとに。

グレはある日大きな樹の下で昼寝をした。
樹は尋ねた。
「お前は何ものか」
グレはあまりの疲労のため熟睡し続けた。夢さえ無い眠り。
樹はひたすら尋ねた。
「お前は何者か」
グレは、眠り続けた。自分を自分として存続するために。
樹は、樹らしく、樹の領分の中で、樹を全うする事にした。
「最後に問う、お前は誰だ」
やはりグレは眠りつづけた。

ベランダから見える樹の塊に、ごみ処理煙突の黒ずみに、形無き感触の優しさに。

YES.nuj/hozzy

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