妙、絶す。
ユウイチに焼いてもらったDVDを見た。
去年の暮れあたりにもらったから、随分たってる。
いやー、ためた甲斐があった。
思わず涙が出てしまった。
テレビ番組も捨てたもんじゃないね。
どこの局の番組だったんだろう。
印象派絵画と日本の浮世絵のつながり。
モネやセザンヌやゴッホや、と、安藤広重、葛飾北斎らの関係。
日本が西洋美術に与えた衝撃的影響。
ぼんやりとしか知らなかった絵画の歴史の一部分に、強烈に光が走った。
ユウイチありがとう。
藍坊主の藍の色。
「ヒロシゲブルー」
東海道五十三次の描き手、安藤広重の色。
ほんとにきれいな色なのね。
深くて、なのにしつこくない。
さわやかなのに、濃い。
その色や構図に影響されていった西洋近代絵画の巨匠たち。
「印象派」とかでくくられたりするけど、どの画家も全然画風が違う。
個人的にはだんとつでモネの絵が好き。
ドビュッシーの曲も、この番組中ずっと流れたりなんだりしたりして、泣かされる準備は常に整っていた。
ドビュッシーも彼らと同じ印象派って呼ばれてる。
凄え時代。
それに影響を与えた昔の日本人はもっとすげーな。
ヒロシゲの絵と、向こうの油絵をテレビ越しに見たら、ヒロシゲの方がずっと美しく見えた。
手法が違うから比べちゃいけないのかもしれないけど、とんでもなく鮮やかだった。
素人目にね。
セザンヌの絵の展示コマーシャル。
最近よくやってる。
時間あったらDVDでの感動を引きづりながら、引っ張りながら、振り回しながら、行ってみてえな。
モネの睡蓮の巨大版、いつか本物を見てみたい。
つーか、藍坊主って名前。
凄い、イカしてるなぁ笑。
ってほんとに思った。
自分の人生とのリンクの仕方が半端じゃないッス。
YES.hiroshigeblue/hozzy