スピロソーマ。
生き物って凄い。
よくこんな小さい魚が泳いでおる。
水槽みるとうっとりする。
もっと小さいバクテリアっつー奴らもこの水の中には星の数ほどいるんだろうけど、残念ながら俺には彼らのリアリティーさを強くは感じられない。
『魚のうんこを分解するいいもの』っつう、生物っていうよりは、なんか“概念”って感じの遠い存在。
理科の実験って感じ。
非常に残念だ。
俺は人間の視力しか持っていないのだ。
小さいちっさい生き物にまでリアリティーさの手が回らない。
遠い生命性。
目には見えないけど、水槽の中にはバクテリア君たちがいて、魚ちゃんたちと仲良くしてる。
あははははー。
バクテリアが、水の中に、いる!!
頑張って水をきれいにしてくれ。
バクテリアってどんな具合なんだろう。
塊かね。
そういうイメージかね。
それとも一個単位でそう呼ぶのかね。
個性はあるのかね。
アフリカンランプアイには、一匹って個性があるね。
だってよく見える。
この手でも触れられる。
同じ次元にいるから嬉しいね。
魚。
次にどっちに行くか、まるで予測がつかないんだよ。
あっちいくか、こっちいくか。
なんか微笑ましいが、同時にちょっと恐ろしさを感じるよ。
魚たちに俺の全貌がわかってないように、
俺たち人間にも全貌の解らない、そして決してわかることもない巨大な存在がいる可能性がさ、
あるってことにはならないかな。
少なくとも、魚と俺たちの関係ほどの強さで。
人類に対する得体の知れない圧迫感の正体は、
俺たちよりも高次の存在の仕業かもしれない、、、、、。
って、まるでオカルトですな笑。
こんな本ありそう。
けど、とてもフランクに現状に接するならば、割とあり得なくはないんじゃないかな。
現に、魚と俺たちはここにそういう関係でそんざいしている。
いでよ、タイタン!!
YES.bacteria/hozzy