column

原発、水。

水道水から放射性物質が検出されたということで、また大変なニュースになっていますが、子供がいる家庭は特に心配が募る事態になってると思います。
家庭についている浄水器ではまず除去不可能、煮沸をしてもヨウ素セシウム共に水よりも沸点が高いため効果なし、活性炭には不純物を吸着してブリタなどの家庭用浄水器にもよく使われていますが、効果は0ではないにしても完全除去にはいたらないのが現状のようです。
子供にはミネラルウォーターを(この買い占め問題現象の最中、さらにそれを加速させるような原因になることは子を持つ親にとってはいたしかたないことでしょうが、、、)あたえるのがやはり一番のようです。
あと放射能を除去する可能性が高いものとしてはRO逆浸透膜濾過水というものがあります。
これは、自分は水槽をやってるものですからよくしっているのですが、水道水に含まれる塩素、リン酸塩、ケイ酸、硝酸塩、など極力水道水に含まれている不純物をほぼ100パーセント除去するための装置です。

これと似たようなものがよくスーパーに設置してあるのをご存置でしょうか?「ぴゅあウォーター」とかいう名前で、例えばイオンなんかの大型量販店なんかでも容器さえ買えば無料配布しているところも多いです。
小さいスーパーでもたまに「おいしい水」のふれこみで販売or無料配布しているところも見かけます。ただ「ミネラル添加」「どこどこの自然天然水のような」のふれこみがあるようなものは、ROであるのかどうか疑わしいので純水(ほぼ100パーセントただの水)として求めるならばさけた方が良いです。
「ぴゅあウォーター」なんかは水道水やブリタや家庭用浄水器に比べたらずっと強力に放射性物質に対しての除去率は高いと思われますので、「ミネラルウォーターなんかそんな大量にかえねえよ!」とか「売り切れてまたねえよ!」って場合は意外とRO水って一般的ではないと思いますので、1情報として書きました。
ただ、塩素等、すべてを除去した水ですので(ミネラルも)、決して「おいしい」くはないですし、塩素がないので日持ちしません。
冷蔵保存で短期間使用という制約がつきますが、一回でがんばれば8リットルぐらいは(両手にタンクを持って)持ってかえれるので、いざというとき穴場だと思うのでちょっと覚えておくと得かもしれません。

「逆浸透膜」

これが銘売ってあれば、家庭用浄水器よりも放射能物質の除去率は確実に高いと思われます。

なにより
ミネラルウォーターですべてをまかなえれば一番良いんですけれどね、、、。

こういう情報もどこまで確実かというと検証も追いつかない状況ですから、、「完璧です!」とはいえないけれど、この先このような機械の製造量が被爆された地域の水補給現場で増えていけばなあと漠然に思っています(ただ本体の水を生成するのにその3~4倍の排水が出てしまうという大問題があるのですけれど、、、)

ただ、うちにある水槽用のRO浄水器から水を飲むなら俺は水道水を飲みますし、子供にはミネラルウォーターを与えます。
うちにあるのは年数たっているのでフィルターの中に雑菌が爆殖していそうでおそろしい。

なのでお店にあるほぼ無料なRO水提供している場所においては、現状不安な方はもらって使ってみるのもいいかもしれません。

特にこの方面で有名なマーフィードというRO機器製造会社も今回の件でコメントを判子付きでだしていますので↓

http://marfied.com/images/20110323kenkai.pdf

特に近所のスーパーにマーフィード製のものがあったらつかってみるのにも安全性は高いと思います。

親戚たちは、無事一家族は岩手から避難し、一家族はなんとか残って復興に向けて頑張っているようです。

俺も諸々自分がやるべきことが落ち着き、おれのような役立たずでもできそうなことができるような状況になったら大槌町に行こうと思っています。

関連記事一覧

最近の記事

昔の記事

月を選択