バロニア。
昨日のニュース。
見た人も多いだろうけど、
東京の世田谷区で異常に高い放射線量を発してる区域が発見されたらしい。
毎時2.7マイクロシーベルト。
ほんとにある一角だけがこのような数値になっているようなんだが、原因はまだよくわかっていないらしく、年間被爆線量に換算すると14.7ミリシーベルトで、はっきり言って子供なんかには非常によろしくない数値(諸説あるだろうが俺はそう思う)。
この一角に1年間ずっといるってことはないにしても、ここの道は通学路にもなっているらしく、いつからこの場所がそれだけ高い数値を出していたのかも問題になるところじゃないか。
横浜の港北区でもマンションの屋上から高濃度の放射性ストロンチウムが発見されたってニュースも見た。
ストロンチウムってセシウムとかヨウ素に比べてあんまでてこない名前だけど、危険度で言うと内部被爆した場合セシウムよりもたちが悪いらしい。
セシウムも6万ベクレルでたって(ベクレルとかシーベルトとか色んな単位があってほんとわかりづれえな)とりあえず6万って凄まじい値なんじゃないのか。
ストロンチウムは性質がカルシウムと似ているので骨に蓄積されやすく、骨髄なんかをずっと被ばくさせ続けるから白血病のリスクが高まるみたい。
骨に溜まるからセシウム(主に筋肉に溜まる)と違って体外にも排出されにくい。
学者がいうには、放射性ストロンチウムは比較的重い元素なのでプルトニウムと同じく(プルトニウムもとても重い)原発からあまり遠くには飛ばないって話を俺もよく聞いていたので、今回の件が本当なら(市の追調査の結果が今週末にでる)驚愕もんだ。
原発から横浜まで250キロ。
原発中心に250キロ圏の円内でストロンチウムがある可能性があるってことになった。
学者ども、どうなってんだよ。
メルトダウンの次はストロンチウムか。
今住んでる所と発見現場が目と鼻の先の場所なので、ここらもそういう場所がある可能性は高いなぁ。
冒頭の世田谷のニュースに関してなんだけど、年間14.7ミリシーベルトって今国が定めてる暫定基準値20ミリシーベルトを確かに下回っている数値なんだけれども。
この暫定基準値って事故前の通常基準値は1ミリシーベルトだったのよ。
事故後に20倍にした根拠はよくわからん。
一応省庁なんかにはその数値の理由が公表されているらしいのだけれど(見る気もしねえ)
どうせ政治的な理由でしょ。
基準値超えた場合の避難場所やら損害賠償やら国や電力会社にとっちゃ面倒な事がいっぱいだもんな。
健康の面だけで考えたら(これが本当に大事なんだけどな)、20ミリって相当高いらしいよ。
「ただちに健康に影響が出るレベルではありません」
これもほんとすんげー恐い言葉だな。
事故後数日間この言葉を聞くならば少しは安心できるかもしれんが、、、。
我々はこのあと何十年か生きる予定があるんだけどな。
ただちにって時間を生きていく訳じゃないんだけどな。
子供には年間10ミリシーベルト以下の基準値をって運動をしていた山本太郎は何が悪かったんだろう。
福島の子供の甲状腺に数人変化が表れているってニュースも見た。
海にも大量に流れ出たんだストロンチウム。
でも学者、機関は測定が面倒だから(検査するのに時間手間がセシウムよりもかかる)シカトしていいとした。
ていうか、ストロンチウム測定の専門の人が日本にいないだかごく少数だかなんだって。
だからなんなんだ。
何も起こらない訳がないんだよ。
もっと俺ら感覚を尖らせないといけないよな。
未来を変えたいのならばな。
YES.gakusha/hozzy