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ブルーメリー。

ここまでバンドやってきて初となる事がだんだんなくなってきてるなかで、ミニアルバムが初めての経験だなんて。

今更なにやってんのかなあって思うけど、ミニアルバムっていいなって思える作品ができて、明日発売です。

7曲で30分くらい。

時代とか流行とかあんま考えないでここまでやらせてもらってきたけど、ブルーメリーもとっても俺たちの感じがでてるんじゃないかなって思います。

藍坊主ってさ、「どんな音楽なんですか?」ってたまに真剣に聞かれても当人としては特に「こうです」ってほんと答えられないです、、、。
ぶっちゃけそんなの聞いてどうすんのかなって、それで納得されても悲しいんですけどってまた思ってしまうんだけれどね。

何言ったって音楽の作品自体は変わらない。

時代が変われば物理的な聴こえ方は確実に変わるだろうけども、藍坊主の精神は当たり前だけれど音楽の中にしかない。

拓郎やユウイチや藤森や俺がどんな人間だったのかの評価で、音楽の質、作品が変わってしまうのならば、俺はそんなものにここまで魅了されていないだろうと思います。

だって、何クリエイティブなこと喋ったって作品に現れているものがすべてだし、それ以外に付加価値があったとしても、俺たちに「キャラ的な面白さ」で作品を超えるもんをくれだなんて誰も求めちゃいないでしょう、、、笑?

つまんねえもんはつまんねえ。
才能がずっと調子いいなんて、そんな人間はいない。

けどね!ブルーメリーはそんな中でもグイッときてるかなりの良作だと思うのだよ。

ぶっちゃけ時代をかっさらうまではできねえよな。

けども、新しい音楽の扉は確実に開こうとしてる。
誰もやらないことを探してる。
俺は今も、それをやろうとしてる。
やりたくてしょうがない。

つまらないものになる可能性が95パーセント。
けど5パーセントに可能性を感じて、時間をすりつぶす。
そんなんを作るのが、本来の作り手の作法なんじゃなかったのかと、こんな時代だからこそ酒飲むたびに自分に唸ってしまう。

良い音楽作っている人たちが今たくさんいる中、自分を鼓舞するためにも、また始まりについて考え尽くさなければならないな。

ブルーメリーはそんな過程の中で作られていった作品なのかな自分にとって。

真剣に作ったミニアルバムです。

いいぜ。

YES.sheep/hozzy

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