重さと軽さ、固さと柔さ。
押して気持ちいいボタンと、指先でなまってるようなもさいボタンがある。
押し上げて心にまで反響するスイッチと、風情のない景色みたいなスイッチがある。
これは比喩ではなくて、現実的なボタンとスイッチの話です。
人間工学ってのはとても大切なものなんだなって思う。
ずっと押していたいボタンって、子供の頃に手放せなかった毛布のはじっこの、いわゆる「みみ」ってとこ?そう俺は親に教わったんだけど、はじっこの生地ってゆうか仕上げるための縫い止めみたいな部分のやつ。
これを指の間に挟んで眠るのが幸せだった。
というより、これがなけりゃ眠れなかった気がする。
思えば今まで、自分に合う椅子に一度もであった事がないんだけど!今も適当なの我慢して使ってる笑。
なんか「人間工学的に最高です」ってちょっと先進的な製品ににぴったりと自分の身体が合った事が一度もないんだけど、そういうもんなのかな?
俺だけかな、、、。
いつも、なんかずれてる気がするんだけど、出会いたい!椅子には特に。
平均値って怖い。
一時期ほんと不眠症みたくなって、マジやべえってことで、眠れる枕を専門家の先生に作ってもらったことがあった(これほんと泣きそうになるくらい辛いのね、なるまで知らなかった)
なんか計測とかして、すごい期待してたんだけど、届いた物体を使ってさあ寝るぞってやったら、あんまよく眠れなかった笑。
意識しすぎたんだろうな。
今は、あんま気にしないで使ってたら、ほか諸々の効果が相まって良く眠れるようになった気がするけど、ベストフィットしてる感じはしない、、、。
お医者みたいな、多分しっかりしたとこの枕だのに。
ぺ。
とりあえず宅録用に使ってるキーボードのアサイン用のボタンが気持ちよすぎる。
それと自作の電源供給機にたまたま使った秋葉で買ったスイッチが非常に滑らかで、「on!」ってやると
やる気がでる。
あとは古い機材の「カチ、カチっ」って動くノック型のボリュームが毛布の「みみ」に通ずる心地よさを与えてくれる。
今日っつーか昨日の三時台が暑すぎて、ストックしてたスダレを作業部屋の窓にかけた。
このすえたような、ちょっと酸っぱい匂いが懐かしくて、人間工学的に好意的だな、っておもいました笑。
ずっとかいでるとくせえ。
けど、ちょっと涼しくなった。
YES.sleep/hozzy