額に飾られたパズル。
残すところ横浜一カ所のスノーマリーツアー。
なんか行程が過去最高にvoパートの自分にとってジェントルなスケジュールだったので、岡山なんか初めて駅の方に500メートルぐらい進んで歩いた。
岡山城も初めて目視した。
もうちょい気温が高かったら目の前まで行って写真とか撮ってたな。
福岡では久々一人でラーメン屋に入ったし(めんどくさくていつもコンビニに行く)、京都では近江と拓郎とツッターとやさし~い味の昼食を食いにいったりした。神戸では今年初めての降雪を見た。
浜松はハンバーグを食べにいき夜遅くまで球技をし、熊谷は初日でバタバタしてたけど仙台でスタッフ含めてみんなで呑みにいった。北海道は雪と塩ホルモン、近江とジェロさんと楽しんだ。
ぶっちゃけ初めてだわ、このツアー感。
これをもっと早く味わってたら、俺のバンド観も今よりずっと違ったものになってたかもしれない。
いつもツアー中はあんま部屋から出なかったからね。
だってきびしいんだ門。
遊んでたらライブできなくなっチャウヨ。
今まで何回も風邪とか引いて、見に来てくれた人をがっかりさせたことがあると思うし、申し訳ないと今でも思ってる。
だからね余計にじっとしてた。
俺は人間よりも人間なのだよ。
無理すると無理になる。
札幌のとき風邪気味だったのよ。
ほんとごめん、鼻詰まってたわ。
でもすげえライブは良かったと思ってる。
気持ちがなまら乗った。
ぶっちゃけバンドマンじゃ俺はないからね思考が、例えば、うちだとユウイチとかと違って。
俺って、信じられないことにほとんど人のライブを見に行くとかしないのよ。
映画とか絵の展覧会は見に行くのに、
人のライブいかないのよ。
すごい良いお誘いいただいても、家で色んなジャンルの制作してる方が100倍有意義だと思ってる。
95パーセントいかん。
後輩とか誘ってくれたりしても、どんなに仲良かったりしてもいかね。
すげえ憧れレベルで好きじゃないといかね。
カラオケとかもう死んでも一生いかね。
結婚式とかで歌ってって言われてもほんとは歌いたくなんてねえ。
飲んでみんなと一緒に花嫁を祝福できたら一番幸せ。
バンドマン失格!!
おれにとっちゃどうでもいいカテゴライズ昔っから「ロック」とか!
知ってる人は知ってると思いますが、俺はロックとかとっくに信じてない。
嘘じゃん。
俺がやりたいのはロックじゃねえ。
音楽だ。
好きだけどね、精神的なパンクは。
ロック、なんてほんと微かな一瞬なんだよ。
リアルなロックなんて、絵画には及ばない精神だと思ってる。
残せないんだ。
残らないし。
だからいいってのもわかるけど、
継続するロックなんてどこにある?
結局自分が鳥肌が立つのは、自分の感性に合ったときしかない。
残るものってなんなんだろう。
俺は日本人だし。
ロックって?
そういうことよ。
周りに迎合するな 己の道を貫徹せよ
これが理想でないならば、どこに理想があるというのか。
とにかく俺は表現したい。
バンドってカテゴリーが呪縛になるなら俺はもう嫌だな、、、。
ただ藤森が最近作ってきた新曲(オーケストラじゃない別の)は、すげえテンション上がった、っていうかあいつの何かが回復した上に強くなって俺が好きな藤森が帰ってきたって思って俺もまた頑張ろうと思った。
この関係が、藍坊主やってる俺のリアル。
つまりいつでも絶望したいんだ。音楽的にひれ伏されて。
そっから先に行く原動力を俺はバンドにただ求めてるんだねってことなんだね。
それだけが俺のバンド観だ。
つまり、散々今まで
「自分らしく生きろ」的なうた歌ってるやつでさえ、そう生きるのは難しいってことよ。
できあがった世界に生きたくないなら、やるしかない。
今もこの先も。
YES.X-GUN/hozzy