気になる木。
ヘイヘイ、風が強くて窓がぶっ壊れそうにガタガタゆれている。
ここ数日ほぼ部屋に篭城して制作的な事をやってますが、先日小田原の方へ行きましてちょっと打ち合わせをしてきました。
そしたらこんな記事を書いていただき笑、
ラ・ルース様ありがとうございます!
マジ髪の毛切らないといけませんね、もうね、、、。
真ん中に映ってるのが、大川くん。Lunoからデザイン周りを色々やってもらってるひとです。
記事にもありますが、最近すごく小田原の木に興味があって個人的に年末辺りから林業とか木材関係の話を聞きに小田原によく行ってます。
そしたらやっぱりあった! 山と林業と製造とエコの難しさ笑。
僕は、皆様もうご存知のように昔っからecoって概念がなんか好きじゃあないんですよ。
はっきり言って嫌いどす。なんかうさんくさい。本当に環境よくするって言って、それってよくなってんのかな?って疑っちゃう自分も嫌。
ホテルの備品をecoだってつって、部屋に置かずフロントで必要分とってくださいってやってるやつ、ただの経費削減ではないのかい。
風呂入ってからそれに気づくと、クソ面倒っていうか、もう手遅れだからいつも「ecoのヤロウ、、、」って、、、これはただの、文句ですな、すみません。
だけど、山。
山さんが抱えるいびつな問題とか、「森林伐採反対!」に反して、木を切ったら逆に山が健全になるとか、自分たちの中にある常識と真逆にある真理みたいなものを、実際に目で見たり感じたりするのは、昔からとても好き。
それで「やっぱそんな単純じゃないんだなー」って、そういうのを知ってそう思えるところに、この世界の複雑さの正当性を見られる気がして、安心する。
そしてそこに自分たちの音楽との親和性も感じられたりもする。
ただ、「元気になぁれ」じゃないこと。
ちょっと面倒だけど、こういう思考順路がある。
で、木ってやっぱいいよねーって、去年の終わり辺りに当たり前のことを味わっていたら、
自分の地元の、毎日よく見ていた山が、急に「木」に見えてきた。
山って山でしかないじゃないですか普段。道路が「アスファルト」じゃないように。
道路は道路でもないか、ただの道だよね。
そう、山には木があるじゃないかと。
それなら、小田原で育った木ってものも当然あるわけで、それってどういう質でどういう種類で、どういう製品に使われていて、どんな人がそれを製品に変えているんだろう、って気になったので、そこから色々な人に色々な人を紹介してもらって、特に市の林業担当の方々には話をよく聞かせてもらって、先日は上記のLa Luzさんという木工場さんにお邪魔させていただいたのでした。
小田原の木工技術ってすげえらしいゾ。地元民なのに全然知らなかったです。
実際目の前でも職人さんの業をみせてもらったけど、手に目がついてる感じで、目が離せなくなってしまった。
「ホタル」の歌詞にも”山にかかる雲”ってでてくるけど、まさに自分がいつも見ていた山。
そこで間伐された木の匂い、ひのき。
実際にかがせてもらった瞬間は、何とも言えない暖かさ。清々しさ。雨上がりのアスファルトの匂いよりも強烈でした。
いつになるかはわからないけど、藍坊主のグッズでも、小田原の木を使ったものをいつか作ってみたいとみんなで考え中です。
木は切らないといけないもの、この仕組みについては、気になる方は是非本とかで読んでみてください。
ネットにもたくさん記事ありそう。
小田原だけじゃなくて、日本は7割が森林だからね。
杉はどんどん切って、花粉が緩やかなものにかえていってほしい。
そろそろ本格的な時期だ、、、。
なーむー。
YES.odawaran wood/hozzy