映画の話③
続きです。
4月に群青のレコーディングを終え、「いいねー!」と皆でなり5月21日から始まる”群情’17”ツアーへと意識を向けて行ったのでした。
”群情’17”は群青ができる前からやることが決まっていたライブツアーで、テーマとしては「全曲バラードなしの攻めたセットリストでライブをやる!」という、藍坊主がよりライブバンドとして骨太になる事と、もう一回ノリ重視で自分たち自身がとにかく熱くなって音楽と演奏を無心で楽しむ事を目標に組んだツアーでした。
順序としてはこのツアーを組んでから、「群青」ができて、ツアー初日の恵比寿リキッドルームでのライブの日に群青を初めて演奏したという時間軸(説明めんどー、ここまではいらないか、、)
この”群情’17”がなかったならば、また「群青」も生まれなかった。
こういうのはある意味こじつけかもしれないけど、ツアーテーマとして激しいライブになることが予想されている中で、同時に最高の新曲を作りてーー!!ってなってた状況においては、群青のような曲を目指して作曲を始める訳ですよ曲作る人間としては。
わかり辛い書き方になってしまうけど、そういう感じで製作って進んでいくの少なくとも僕の場合。だいたい。
だから、このツアーが決まって(ツアーテーマも決まって)次に作る曲の焦点が見えたのでした。
つまりそれが群青ってことです。
そして”群情’17”がはじまってから、各地方で行なったライブがとにかく楽しくて、ほんとどの会場も良いライブだった手応えがすごくあって、群青もツアー初日に配信限定で発売しただけだったんだけど、会場にきてくれたみんなの反応が日に日に奥深いものになっていくのがツアーが進むたびにステージの上からも感じていました。ほんとに楽しいツアーでした笑。改めてありがとうございました!
で、ツアーが終わった後にバンドに残ったものは、今までなかったくらいのなんだろう。なんていうかやっぱり幸せだな、という感じなのかな。
音楽続けててよかったなー、という幸福感だったんじゃなかと思ってます。みんなもそうだったと俺は思っている笑。
だから今年行なった”群情’17”ってツアーも我々にとってとても大切で忘れられないツアーだったんだ。観に来てくれた人はまずうなずいてくれると思うわ。
特別だったのよ。
だから今回のこの映画製作のテーマである「群青」と、同じくらい特別だった”群情’17”のツアーを、もう一回映画を通してリアレンジして十分味わってから次のステップにいこうぜ!
ってことで、”群静’17”っていうタイトルで映画の試写会と、激しい曲縛りじゃなくて今回は”静”の字も入っている通り、アコースティックアレンジのバンドバージョンで藍坊主が今まで作ってきた音楽を演奏してみようというのが”群静’17”の企画内容です。
リリースの時にインストアライブとかで、アコースティックセットの演奏はたまーにあるけど、自分たちのしっかりした企画だとあんまりやった記憶がないので、、、(忘れてる可能性もあるけど、、、ツイキャスではやってるか、、、)、とりあえずいつものライブとは違うライブができるんじゃないかと思ってます。
来てよかったと思ってくれると思うよ。
で、”群静’17”も”群情’17”と一緒で、「ぐんじょうセブンティーン」って読んでいただくことしています笑。
こちらとしての希望。
静かって字は静脈の「じょう」ってことで。
というのが、映画の試写会とアコースティックライブを含めたイベントのことでした。
映画で流れる新曲ももちろんここでも演奏するので、是非生で聴いて欲しいです!ほんと良い曲だから!モーリーの曲な。
新曲のこととか、WIZYで限定発売されるCDの話とか(サントラも入るんやで)ここらへんもまた詳しくメンバーからも情報でてくると思うので、お楽しみに!
とにかくあらすじのやつ、どっかでだしてー笑!
俺が書いた訳じゃないのに、誇らしい気分にいつもなる。
蝉がこんな夜中にもまだ鳴いてるのも許せる。
YES.3/hozzy