4月 2019

押入れ解凍。

作業用のデスクの奥、デスクトップモニターの裏、このスペースがもったいなくて機材を置けるような棚がずっと欲しかった。

測ってみたらスペースの奥行きが30cmあった。

もったいないよねえ、これ。

モニターの裏には何にもない。ケーブルが2本這っているだけ。

なのに、機材を置くスペースが足りなくなってる。

 

ということで今日は棚を作ろうと思った。ぴったりのやつ。

 

近所のホームセンターに木材を買いに行き、それに加えいつか使おうと思っていた押入れに突っ込んであった木の板を引っ張り出して来て、それぞれをニスで塗装。

乾かし中が今、であります。

 

一昨日はツイキャスありがとうございました!

 

冒頭からわけわからん話で始まりましたが笑、最近音楽制作でやってたことに似てるなこれ、と思ったので、書きたく。

 

市販で売ってる棚とか、俺の場合だと機材用のスタンドとか大抵サイズぴったりのやつってないですよね。

欲しいスペースにピタリとしたやつはない。

故に、「しょうがないか」というところで数センチの誤差は妥協せざるを得ない。

ということはつまり、ギリギリのサイズよりも無駄に「大きく、もしくは小さく」しなきゃならない。

家具とか、スペースを活用するアイテムは、どっちかの許容範囲超えたら使いもんにならなくなるからね。

 

ここなんですよ、積み重なってくるとちぐはぐになってくるのは。

 

これが続くと、限られたそもそもの使用スペースが圧迫されてくる。

そうなると何かを捨てなきゃならない。

 

でもそれ、まだ捨てない方がいいんじゃない、、?

 

ってやつあるじゃないですか。

 

ずっと、ずっと何年も捨てられなくて、押入れにずっと残ってる「いつか使うかも」ってやつ。

 

年末の大掃除を繰り返ししているにもかかわらず、「これ必要だな」って毎年毎年残り続けるやつ!!

 

俺は押入れ開けると、それがいっぱいあるんだけど笑。

 

それが今回作っていった「燃えない化石」のイメージに近いかもです。

って書くと、「どうしようもない曲たち」なのか、、?ってなるかもですが、そんなことはないです笑。

やっぱり再度引っ張り出して眺めてみたら、いい形してましたよ笑。

 

音楽活動を過ごしてきた、積み重ねてきた、僕らの、藍坊主の押入れに溜まり続けてきた、これ必要だなって「大事にしてきたもの」「捨てられないもの」

 

燃えるゴミに出そうとしても、出せないやつ笑。

どうしようもないやつかもしれないけど、思い出詰まっちゃって手放せないやつ。

で多分、燃えるゴミに出しても、残っちゃって決して消せそうにないやつ。

音楽、言葉、フレーズ。とか。

 

前作「木造りの瞬間」は燃えそうな、崩れそうな優しさや、情景を見たときのふとした「瞬間の記憶」みたいなものに焦点が当たっているような作品になってたかなと思っているんですが、「燃えない化石」はずっと藍坊主の中に残り続けてきたもの、例えば、言い方変えると、藍坊主をもし燃やしたら笑、燃えかすの中にこんな曲たちが残るんじゃないかなというやつらが収録されるのかなと。

なので「木造の瞬間」よりも更に「藍坊主っぽく」なっていると僕は思ってます。

 

今ままで藍坊主はいろんな曲を作ってきたから、例えば俺たちが燃えかすになったとしたら、そこに残っていて欲しい感覚って、これ読んでくれてる人たち”それぞれで違う”と思うんですが、おそらく「燃えない化石」聴いてもらったら、それでも、今こうやって書いてることがなんかわかってもらえるんじゃないかと思うんだ。

 

で、冒頭の自作の棚の話に戻ってくるんだけど。

 

そもそもちゃんとスペースにぴったりな収納アイテムがあれば、ものを極力捨てなくてすむ(それでも限界はあるけど!)

押入れがすぐにパンパンになることもなく、いびつなスペースが生まれることもない。

これは理想論だけど、音楽も、こういう風にもっとできるんじゃないかなって思って、今作に取り組んでるところもあるなあ、と。

すごく大変です。

何かを捨てて(積み重ねたものたちを放棄して)、何かを得る(新たなアイディアや指針を得る)んじゃなくて。

蓄積してきた経験や、作品をもう一回再編成というか、あるべきところに置き直して理解し直す(そこから新しい音楽を作る、っていうとすごく観念的で伝えづらい部分なんですが、、、、)

そして、それを否定せずに前進する材料にできたら、、、。

 

、、、ここまでの文章辿ると、なんか、常に頭使ってる人みたいなコラムになってたらアレだけど、実際俺、何も考えてません笑。

ただ今回振り返って、何でこんな作品ができた(まだ音源完成はしてないけど、収録する曲は完成してる状況です、レコーディングはこれから)のかなって考えてみたら、こういうことなのかなって、今日木材にニスを塗ってて思ったのだよ。

 

がむしゃらに突き進みすぎてきすぎて、藍坊主を俯瞰する暇もなく気づけばデビュー15周年ツアーとかまでやってたから笑、俺的に藍坊主をもういっかいちゃんと眺めてみたいと思ったのもあり、ここ最近のコラムにもそんなこと書いてましたが、ただ制作に没頭するだけじゃなくて、ちょっと藍坊主から距離をとりつつ、曲を作ってみたりもしてきました(とはいえ、俺も藍坊主の中にがっちりと組み込まれている人間なので、客観的になれているのかというと、絶対なれてはいないと思うけど笑)

こういった感度も今回「燃えない化石」に反映されているんじゃないかなと思います。

 

だから、作品の元ネタになっているのは藍坊主の押入れの中に残り続けてきた「捨てられないもの」なんだけど、それを曲として作り上げていく心としては「スペースを再構築して、ずっとそれらを捨てなくてもいいようにする」って感じかな。

わかりづらいですね。

でもこんな感じです今回の「燃えない化石」for me.

 

そして、応援してくれている皆さんの言葉に一番感化されて、それが原動力になって作ってきた曲たちでもありました。

それがなかったら、100%こうはならなかっただろう、と思います。

むしろ完成できたかどうか、、、、。

藍坊主を、俺を、この作品までまた導いてくれてありがとうございます(マジ)!!

まだ音源自体は完成してないし(ちょっとNewsの情報とちぐはぐですが笑)、今日もREC前の最終リハをやる段階だけど、メンバー、スタッフチーム力を合わせて(力を借りながら)間違いなく良き作品にしますので、ほんと聴いてほしいし、なんか伝えることができるんじゃないかなと信じてます笑。

 

先日のツイキャスで時間が足りなくて話せなかったことなど、他にもあるので、また日にち分けて書かせてもらいます!

映画「私たちは、」のことも書こうと思っていたけど、今日は無理でした笑。

ミニアルバムのことで精一杯だった。

 

次回なるべく早く書きますので、また読んでくださいませ!

 

YES.space not dead/hozzy

あかいめだまのさそり

こんばんは。

ユウイチと二人で弾き語りツアーする“半月酒場〜星巡りのたび〜”についてのちょっとしたお話をば。

 

二人で弾き語りやるのを、熊谷モルタルレコードの山崎さんに誘われてから割とガチで初めて、何本かライブ重ねてきました。

山崎さん、今回もお世話になります!熊谷に行けるきっかけでもあるので、モルタルの存在はやはりでかいです。あざす!

 

んで、去年は我々の地元にほど近い江ノ島水族館で弾き語りライブやらせていただいたのがすごく俺たち的にも良い1日で、関東圏だけじゃなくて藍坊主の曲をアコースティックにしたやつを全国(とはいえ今回限られた場所ですが)で聴いて欲しいなと思って今回のツアーをやらせてもらうことにしました。

ほんとは一県ずつ回りたいくらいなんだけど笑、俺たちやっぱりバンドなんで、あくまでバンドライブをメインにするとなると、時間が足りん。

とはいえ、全国に行けることも目論んではいます。タイミングですな。

 

ツアータイトルの“半月酒場〜星巡りのたび〜”ですが、藍坊主って月とか星が歌詞に出てくる曲が多いです。

知ってるかな笑。

コラム読んでるマニアはほとんど知ってるかな。

東京はプラネタリウムでライブすることもあり、弾き語りで、月や星に関連する藍坊主ナンバーを演奏したいなあと。

でこのタイトルに。

半月酒場は、俺たちLuno recordsなので、ユウイチと俺で”半月”。

酒場は、いつものバンドライブよりも酒飲みやすいよ、酒を楽しみやすいよということです。

酒飲みながらライブ見たい層も増えてきたね。みんな大人になってきたな笑。酔っ払いどもめ。

プラネタリウムは残念ながら会場的に飲めないので、帰り道に飲んでください笑。

未成年はダメよ、飲んじゃ。俺にはこれしか言えん!推して測るべし。

 

あと、決定的に“半月酒場〜星巡りのたび〜”になったのは、宮沢賢治が作ったとされる「星めぐりの歌」を演奏したかったから。

ご存知、宮沢賢治に僕は影響を受けています。知らなかったら、そうなんです。

エスペラント語もこの人から。Lunoって言葉もこの人がいなきゃ知りえなかった。

宮沢賢治の双子の星に出てくる歌が「星めぐりの歌」で、実際に彼が口ずさんでいたメロディーがあったらしく、それを再現した曲があったんだよ。

しかもクッソいい曲笑。

クソって言っちまった!

「星めぐりの歌」で検索するといろんな人がカバーしてるやつが出てくるよ。

これをツアーでやる!!やり尽くす!

 

あかいめだまの さそり
ひろげたわしの  つばさ
あおいめだまの 小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。

オリオンは高く うたい
つゆとしもとを おとす、
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち。

大ぐまのあしを きたに
五つのばした  ところ。
小熊こぐまのひたいの うえは
そらのめぐりの めあて。

 

もう、宮沢賢治が孤独にイギリス海岸(岩手の北上川)で当時の夜空を見上げていた(白い息吐きながら、これは妄想)のが頭に浮かんできてしまって、孤独すぎて俺はやばいくらい耐えきれない。

宮沢賢治って孤独だよな。作品に漂う色も全部孤独。純粋さも孤独。こういう尊さを残してくれたことに感謝。でもこんな生き方は俺はしない笑。

綺麗だけど、できないな。透明すぎて、死ぬしか結末がない。俺は、もう死にたくはない。濁ってても、生きていたい。

 

というツアーであります。

すごくいい企画になることは間違いないので、お楽しみに!

 

あと、「彼女を修理」のことツイッターで書いたので、この曲の何が今俺にとって大事なのかについて。

 

『彼女を修理』

またずれてゆく 僕ら

そしてたまに戻って

君が居た空気さえ ひずんでる なぜだろう

 

いま ここで いま ここで

 

暗い闇を抜けて

青い夜を突き抜け

覚醒した時代に

今僕は生きてる

 

まっすぐ帰っておいでよ

月の向こうから

鋼鉄の魂よ

最愛の友人よ

ハロー ハロー ハロー ハロー BYBY

 

窓の向こうに霞む

生暖かい工場

箱に詰めて送ろう

保証書はないけれど

 

いま ここで いま ここで

 

窓に映ってる君(僕)

むしろ壊しちまおうか(壊せ)

お前が僕ならば

なあ、やっちまうだろう?

 

どうして僕はこんなに

人間でいたいんだろう

鋼鉄の魂よ

最愛の友人よ

ハロー ハロー ハロー ハロー BYBY

 

まっすぐ帰っておいでよ

月の向こうから

鋼鉄の魂よ

出会う前の僕らへ

ハロー ハロー ハロー ハロー BYBY

 

という歌詞なんだけど。

賢治さんと比べるとペラいな笑。

ただそれを飲み込みつつ、

書かせてもらえるならば。

こいつは分裂してる。曲も定かじゃない部分が出てる。

イントロのシンセのリズムもずれてる。あえてずらした気がする。サビのピアノの後半もなんか怖い。

ひしひしと感じた、あの時の別の世界に強制的にトリップさせられてた感。俺は地球にいなかった気がする。

大げさにいうと、あの世に近いところにいたのかもしれない。なんてな笑。

なまなましく思い出す。なんか、空洞の中で音楽を鳴らしてた。

 

って、こう書くとネガティブだけど、今こうしていいなって思えるなら、きっと意味があったんだと思う。

ブルーメリーとスノーマリー。

この対は、藍坊主の失速の原因になったかもしれないけど、すごく大事な作品だ。

もう、こんなやつ作れない。

正常なら、正常でしかないからな。

ダメな時でも、限界目指した時間は愛おしい。間違いねえ。むしろこれが作品性。

藍坊主の縦軸に間違いなく貢献してくれました。

故にすごく好き。改めて。

 

道には意味が宿る。

 

今日も俺はそれを感じました。

 

ツアー楽しみだし、これるひと楽しもうな!

 

YES.oredatta she/hozzy

桜、さけ。

こんばんは。

関東は花見の季節ももうすぐ終わり?で、ここから東北や北海道の方が開花していくのかな??

うちの近所は桜が咲くのが毎年遅いので、まだ吹雪いてはいません。

明日かなあ、風が吹いたらブワッといきそう。

 

ここ2週間、朝から晩までほぼ曲作り。歌詞作り。もう若干ノイローゼ笑。でも頑張るゼ。

ツイッターにも調子よく書いたけど笑、マジですげえいい作品作りたいんだよね!!

どっからくんのかわかんないんだけど、また衝動がすげえいま。

どっちかっていうと、衝動を強制的にでも呼び起こしてると言った方がいいのかもしれない。

というのも、ここに来て、本気で本気のやつ、気合い入れて、情熱かけて、で、その結果、もし本当の本当にすげえいいやつ出来上がったら、藍坊主って野郎は本当にすごいと思うんだ。

何がすごいのかってのは、人それぞれだけど、俺は藍坊主を間近で見すぎてるし、体験しすぎてるからわかりすぎちゃってるんだけど、ぶっちゃけ限界を超えるなら今なんだよ。

今。

限界というものがあるのなら、それはナウ!!

ウヒョーw!

ゾクゾクするぜ!!

「もうこれでいっか」って思っちゃってもさ、ある意味OKというか、しょうがないというか。

藍坊主も結構頑張って来たし、俺も今年で37歳だし笑、社会的に見たらいい歳こいてるわけだので、「それなり」になっても、もういいのかもしれないよね。

え笑?俺にはなれないって??

それはどうかな!

俺もなれないに一票だけど笑。

まあそれは置いといて、そうなってもいいんじゃないかってのも一個の選択肢に入れても、もう誰も怒ったりしないだろう。

悲しんでくれる人はいると思うけど。

 

でも安心してくれ!

まだまだだ。

まだまだやり足りていない。やりたいことは、ぶっちゃけまだたくさんある。

ここまでの文章で「え?おわんの?」って思わせてしまったとしたら、

「んなわけあるか!」って言いなおそう笑。

終わらん!オワレナイよこれじゃあ!!

藍坊主を待ってくれている人がいる!

というのが最近しみじみと僕の心を打つのです。

藍坊主が人に求められている!

藍坊主がいないと困る人がいる!

これがね、素晴らしいことだなって。

年とっただけなのかな。

いや、成長させていただいたと言い換えさせていただきたい笑。

俺は一員だから藍坊主そのものじゃないけど、人に必要とされてるということ、これを感じられる体験を喜びと言わずしてなんといおう。って話。

今になって、そのことにすごく気づいたhozzyだったのだった。

スプーンって曲を長年歌い続けて来たにもかかわらず、当たり前のことに気づけてない男だよまったく。今もわかってないことだらけだけどね。

 

つーことで今、すげえ作品を作りたいと思うパワーの源は、自分のためでももちろんあるけど(どんなものが作れるのかという、昔から変わらない根本的な好奇心)、それ以上に藍坊主好きだって言ってくれる人や、応援してくれてる人たちからもらっていると言っても過言ではない。

ものすごく良い人みたいで、怪しいですな笑。

怪しい!

怪しいぞ!

俺も疑っている笑。

とにかく、藍坊主にはもっとビッグになってもらわなくては。

みんなの夢も叶うように。

そのためには、いくらでも俺のちっぽけな情熱を注がせてもらう次第。

 

新曲が数曲出揃って来たけど、これやべえんじゃねえか、って。今日朝曲たちを聴いて完成形を想像していたら、また、なんでだろうなってくらいドキドキしてしまった。

なんか今までとちょっと違う気がするんだよな。

この「気がしてる」を確実に良い方向に舵取りできるように、メンバーみんなもそうだけど、俺もできることを全力でやらせてもらおうと思うぞ。

頑張れ藍坊主。

俺も頑張れ。

みんなもそれぞれの大変なこと、頑張ってくれ!

 

あ、あと弾き語りでツアーやるの決定しました!

それもまた今度コンセプトとかコラムります。

 

令和が最高の幕開けになりますように!

 

そして太陽と虎の松原さん、お疲れ様でした!

ツイッターの更新を見ながら、本当に何回も勇気をいただきました。

ご冥福をお祈りします。

 

YES.now/hozzy