4月 2019

あかいめだまのさそり

こんばんは。

ユウイチと二人で弾き語りツアーする“半月酒場〜星巡りのたび〜”についてのちょっとしたお話をば。

 

二人で弾き語りやるのを、熊谷モルタルレコードの山崎さんに誘われてから割とガチで初めて、何本かライブ重ねてきました。

山崎さん、今回もお世話になります!熊谷に行けるきっかけでもあるので、モルタルの存在はやはりでかいです。あざす!

 

んで、去年は我々の地元にほど近い江ノ島水族館で弾き語りライブやらせていただいたのがすごく俺たち的にも良い1日で、関東圏だけじゃなくて藍坊主の曲をアコースティックにしたやつを全国(とはいえ今回限られた場所ですが)で聴いて欲しいなと思って今回のツアーをやらせてもらうことにしました。

ほんとは一県ずつ回りたいくらいなんだけど笑、俺たちやっぱりバンドなんで、あくまでバンドライブをメインにするとなると、時間が足りん。

とはいえ、全国に行けることも目論んではいます。タイミングですな。

 

ツアータイトルの“半月酒場〜星巡りのたび〜”ですが、藍坊主って月とか星が歌詞に出てくる曲が多いです。

知ってるかな笑。

コラム読んでるマニアはほとんど知ってるかな。

東京はプラネタリウムでライブすることもあり、弾き語りで、月や星に関連する藍坊主ナンバーを演奏したいなあと。

でこのタイトルに。

半月酒場は、俺たちLuno recordsなので、ユウイチと俺で”半月”。

酒場は、いつものバンドライブよりも酒飲みやすいよ、酒を楽しみやすいよということです。

酒飲みながらライブ見たい層も増えてきたね。みんな大人になってきたな笑。酔っ払いどもめ。

プラネタリウムは残念ながら会場的に飲めないので、帰り道に飲んでください笑。

未成年はダメよ、飲んじゃ。俺にはこれしか言えん!推して測るべし。

 

あと、決定的に“半月酒場〜星巡りのたび〜”になったのは、宮沢賢治が作ったとされる「星めぐりの歌」を演奏したかったから。

ご存知、宮沢賢治に僕は影響を受けています。知らなかったら、そうなんです。

エスペラント語もこの人から。Lunoって言葉もこの人がいなきゃ知りえなかった。

宮沢賢治の双子の星に出てくる歌が「星めぐりの歌」で、実際に彼が口ずさんでいたメロディーがあったらしく、それを再現した曲があったんだよ。

しかもクッソいい曲笑。

クソって言っちまった!

「星めぐりの歌」で検索するといろんな人がカバーしてるやつが出てくるよ。

これをツアーでやる!!やり尽くす!

 

あかいめだまの さそり
ひろげたわしの  つばさ
あおいめだまの 小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。

オリオンは高く うたい
つゆとしもとを おとす、
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち。

大ぐまのあしを きたに
五つのばした  ところ。
小熊こぐまのひたいの うえは
そらのめぐりの めあて。

 

もう、宮沢賢治が孤独にイギリス海岸(岩手の北上川)で当時の夜空を見上げていた(白い息吐きながら、これは妄想)のが頭に浮かんできてしまって、孤独すぎて俺はやばいくらい耐えきれない。

宮沢賢治って孤独だよな。作品に漂う色も全部孤独。純粋さも孤独。こういう尊さを残してくれたことに感謝。でもこんな生き方は俺はしない笑。

綺麗だけど、できないな。透明すぎて、死ぬしか結末がない。俺は、もう死にたくはない。濁ってても、生きていたい。

 

というツアーであります。

すごくいい企画になることは間違いないので、お楽しみに!

 

あと、「彼女を修理」のことツイッターで書いたので、この曲の何が今俺にとって大事なのかについて。

 

『彼女を修理』

またずれてゆく 僕ら

そしてたまに戻って

君が居た空気さえ ひずんでる なぜだろう

 

いま ここで いま ここで

 

暗い闇を抜けて

青い夜を突き抜け

覚醒した時代に

今僕は生きてる

 

まっすぐ帰っておいでよ

月の向こうから

鋼鉄の魂よ

最愛の友人よ

ハロー ハロー ハロー ハロー BYBY

 

窓の向こうに霞む

生暖かい工場

箱に詰めて送ろう

保証書はないけれど

 

いま ここで いま ここで

 

窓に映ってる君(僕)

むしろ壊しちまおうか(壊せ)

お前が僕ならば

なあ、やっちまうだろう?

 

どうして僕はこんなに

人間でいたいんだろう

鋼鉄の魂よ

最愛の友人よ

ハロー ハロー ハロー ハロー BYBY

 

まっすぐ帰っておいでよ

月の向こうから

鋼鉄の魂よ

出会う前の僕らへ

ハロー ハロー ハロー ハロー BYBY

 

という歌詞なんだけど。

賢治さんと比べるとペラいな笑。

ただそれを飲み込みつつ、

書かせてもらえるならば。

こいつは分裂してる。曲も定かじゃない部分が出てる。

イントロのシンセのリズムもずれてる。あえてずらした気がする。サビのピアノの後半もなんか怖い。

ひしひしと感じた、あの時の別の世界に強制的にトリップさせられてた感。俺は地球にいなかった気がする。

大げさにいうと、あの世に近いところにいたのかもしれない。なんてな笑。

なまなましく思い出す。なんか、空洞の中で音楽を鳴らしてた。

 

って、こう書くとネガティブだけど、今こうしていいなって思えるなら、きっと意味があったんだと思う。

ブルーメリーとスノーマリー。

この対は、藍坊主の失速の原因になったかもしれないけど、すごく大事な作品だ。

もう、こんなやつ作れない。

正常なら、正常でしかないからな。

ダメな時でも、限界目指した時間は愛おしい。間違いねえ。むしろこれが作品性。

藍坊主の縦軸に間違いなく貢献してくれました。

故にすごく好き。改めて。

 

道には意味が宿る。

 

今日も俺はそれを感じました。

 

ツアー楽しみだし、これるひと楽しもうな!

 

YES.oredatta she/hozzy