藍ブロ

今までで一番充実した年でした。
ブログを書くにあたり今年を思い返してみたけど、一日中家にいた記憶がない。
曲書いて、レコーディングして、練習して、ライブやって、音楽以外の活動をして、遊んで、本を読んで、映画や演劇を観て、色んな場所へ行き、沢山の人と飲みにいって。。。。
365日フルに使った2014年でした。
それでも「次作の曲はこんなのが良い！」と求めてくるメンバーとスタッフがいたり、スケジュールが合わなくて飲みに行けなかった友人がいたり、まだまだ足りない。700日くらい欲しい。
幸せものです。

そして来年はどうするか。
ココーノへの感想を受けて（ツイッターへの沢山のコメントもありがとう。パレット当選者は昨日決まりました。）、プロフェッショナルな人に響く音楽をプロフェッショナルに作り続けるしかないと思ってます。

藍坊主の音楽を聴く人はプロが多い。
音楽業界人という意味ではなく、生業という意味とも少し違って『本気でやっている事がある人』という意味でね。
自分の病気は必ず治ると信じ続ける人。
将来の夢は分からないけど、勉強から逃げるダサい自分はみたくないから机にしがみ付く人。
死ぬまでに日本中の原発を止めると豪語する人。
新聞記者、調理師、美容師。。。製造業、営業、主婦業。。。販売、育児、医療、農業、政治まで、すげー幅広い。
それぞれにマジな人。

そんな人たちが藍坊主の音楽をエネルギーにしてくれている。
更には血肉にしてくれている人がいる。
そう意識すれば更に『ぐっとくる曲や演奏』が出来るのではないか。
心地よいプレッシャーの中で、感じるものを感じるままに作っていきたい。

そもそも俺自身プロフェッショナルな育児で育ち、今年も１日としてプロのお世話にならなかった日はない。
電車で時間通りに移動するにもプロの運転士がいて、居酒屋で美味い肉を頬張るのも屠殺業のプロがいるからであり。
海外にいって気づくけど、お金払って切符買っても時間通り電車来ないことなんてザラだしね。
それぞれのプロの仕事にプロミュージシャンとして迎え打ちたい。

文章にすると固く無機質に見えるけど、これがすげー苦しく、すげー楽しい作業なのです。
そして2014年の自分達を超え、ココーノを超える作品を2015年内にはリリースしたい。
そう思います。

最後になってしまったけど、今年も藍坊主の音楽を受け止めてくれてありがとう。
御陰で納得のいく作品が出来ました。
ではでは。良いお年を！