藍坊主より渡辺拓郎(Dr)脱退のお知らせ
いつも藍坊主へのご声援、誠にありがとうございます。
この度、藍坊主より渡辺拓郎(Dr)が脱退することとなりました。
日頃藍坊主を応援してくださっているファンの皆様、ならびに関係者の皆様には突然のご報告となりましたことを深くお詫び申し上げます。
脱退理由につきましては以下渡辺本人とメンバーからのメッセージが全てとなりますので、ご一読いただけますと幸いです。
2021年8月19日(木)豊洲PITでのワンマンが現体制、4人での最後のステージとなります。
今後は別々の道を歩んでゆくこととなりますが、 どうか藍坊主と渡辺拓郎に変わらぬご声援のほど、心よりお願い申し上げます。
2021年6月24日
Luno Records・藍坊主 一同
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■Dr.渡辺拓郎
藍坊主を応援してくださる皆様へ
突然の報告でごめんなさい。
私、渡辺拓郎は藍坊主を脱退することになりました。
いつの頃からか藍坊主の一員としての自分自身に限界を感じ始めていました。
少しでも前に進もうと取り組んできましたが、ある時からバンドの一員として全く進めていない自分に気がつきました。
メンバー、スタッフも親身になって話を聞いてくれましたが、最終的に自分の中で折り合いが付けられず、今年の一月に脱退を申し出ました。
ご迷惑をおかけする結果となってしまい、またご期待に添える選択ができず、申し訳ありません。
応援してくれたファンの皆さんや、お世話になった多くの方々と過ごした時間は本当に感謝しかありませんし、このような報告をしなければならないことを心苦しく思っています。
ひとまず初心に戻って色々と見直そうと思います。
最後まで叩き切れるよう準備しておきますのでそれまで皆様どうかお元気で。
■Vo&Gt.hozzy
皆さま、いきなりのことでとても驚かせてしまい申し訳ありません。
拓郎が藍坊主を脱退することになりました。
藍坊主のドラマーとして、これまでどれだけ深く藍坊主の音楽を表現し続けてきてくれたか言葉で言い表せませんし、皆さまも同じように深く理解されていることと思います。
一緒に音楽を鳴らしてきた19年という年月は、もちろん簡単に途切れさせられるほど軽いものではなく、拓郎とLuno Recordsのみんなで一番良い方向に行ける道を時間をかけて話し合ってきました。
音楽には、実に様々な形があり、味があり、匂いがあり、心を打ってやまない音、感覚は、本当に人ぞれぞれ違います。
世の中の価値観が大きく変わり続けていく中で、変わらないものがあるとすれば、やっぱり我々は音楽に生かされているということです。
とても大事な音楽。
拓郎の中で新しく大きくなっていった気持ちを、時間をかけて理解するにつれ、拓郎がやりたいことや目指すことが藍坊主の先にできたのだとしたら、全力でそれを応援するべき だとようやく思えるようになりました。
拓郎はこれからもドラムを叩き続けます。
藍坊主の一員としてではなくなってしまいますが、その姿をこれからも是非見守っていただき応援して欲しいです。
このようなご報告となり誠に申し訳ありませんが、これからも渡辺拓郎と藍坊主をどうぞ よろしくお願いします。
■Gt.田中ユウイチ
藍坊主から拓郎が脱退します。
拓郎とは高校1年で同じクラスになってからの仲で、
高校時代からずっと一緒にバンドをやってきました。彼を藍坊主に誘ったのも俺でした。
そんな風にメンバーの中で一番付き合いが⻑くて深い分、拓郎の心が徐々に藍坊主から離れていることに最初に気がついたのも、多分俺だったんじゃないかと思います。
実は、拓郎からは以前にも一度脱退の意志を伝えられたことがあり、
そのときからこのことについては幾度となく、⻑い時間をかけて話し合ってきました。
多くの時間と音楽と演奏を共有してきた大切な仲間を失いたくなかったし、
また自然な形で彼の気持ちがバンドに戻って来られるならと、様々な提案を試みてきましたが、
やはり彼の決意は変わりませんでした。
なのでひとつ分かって欲しいのは、拓郎の脱退への思いはこのコロナ禍で活動が思うように出来なくなったからとか、そういう一時的な要素が発端になっているわけではないということです。
それは一緒にバンドや音楽をする上でもっと根本的な部分にあり、そのようなものであるからこそ、
メンバー全員、最終的には彼の思いを汲み取りました。
藍坊主はこれから3人になりますが、今の3人に共通しているのは「立ち止まるつもりは、まるでない」という気持ちです。
我々にはまだまだ鳴らしたい音があるし、行きたい場所がある。
そして、藍坊主のことを信じてついてきてくれる人たちに見せたい景色があります。
拓郎の脱退と向き合う中でその思いは強さを増し、今では確信に変わりました。
今後の活動のなかでその確信を形に変えていきます。
以前の俺たちがそうだったように今はまだ何も考えられないかもしれないけど、
先に俺らが動き出すので、気が向いたらふらっと立ち寄ってください。
今まで以上にあなたを驚かせられるよう腕磨いときます。
最後に。前に何となく高校の卒業文集を見返したときの話、いつかネタにしようと思って取っといたけど今します。
最後のページに拓郎からの寄せ書きがあって、赤文字で一言、「お前には負けねえ!」って 書いてありました。
うん、俺もお前には絶対負けねえ。
今までどうもありがとう。これからもよろしく。
■Ba.藤森真一
僕が拓郎と初めて会ったのは、高校生のバンド大会で「こいつがドラムが上手いって噂の拓郎かぁ」と、ベースを始めたばかりの自分には遠い世界の人間に見えました。
その時は、同じバンドで活動し、同じ⻘春を過ごすとは思いもよりませんでした。
2002年にサポートメンバーとなり、その後はドラマーとしてだけでなく(ライブのMCの 時のように)藍坊主の雰囲気を作る上で欠かせない存在となり、2004年に正式加入。
今日まで苦楽を共にして来ました。
苦楽とは言ったものの、思い返すと楽しい思い出しかなく、拓郎のお陰で、すごく楽しい19年間を過ごす事が出来ました。
本人曰く「これからもドラマーを続ける」とのことだし、 彼がどれだけドラムが好きで、どれだけドラムに人生をかけてきたか、一番近くで見てき たので、死ぬまで辞めないと思います。
ファンの皆様には悲しい思いをさせてしまい申し訳ない思いでいっぱいですが、ドラマー渡辺拓郎は、これからも熱く優しいビートを刻んでいくと思いますので、期待していて欲しいです。
藍坊主は、当然今までの藍坊主ではなくなるわけですが、むしろ転機はチャンスと捉え、 前向きな気持ちでいます。
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