藍ブロ

aobozu TOUR 2015～時計仕掛けのミシン～。
11本目宮城 仙台CLUB JUNK BOX 、12本目北海道 cube garden に遊びに来てくれた方ありがとう。
先ほど無事東京へ到着しました。
ますますヒートアップしているツアーの模様を（ネタバレしない程度に）書こうと思います。

2月20日。宮城 仙台CLUB JUNK BOX でのライブ当日。
早朝都内集合し北へ出発。
雪を覚悟していたけど拍子抜けするくらい順調で、入り時間よりかなり早く仙台へ到着。
俺の好きな東北。最高の空気感！
風景は郊外がいいけど、人柄の良さは都心でも感じられる。
ジャンクボックスに入り、現地の照明さんに挨拶。前回のライブ（2014年2月）の資料を見直してくれていて、変更点などを積極的に質問してくれた。
東北特有の温和な喋り方、身振り手振りに俺も熱くなり、ますますライブへの気合も入る。

ずっとお世話になっている東北のイベンター、GIPさんから食べるラー油の差し入れを頂き、それをご飯にのせ食べ充電完了。
具の殆どが牛タンという贅沢なラー油。最高でした。ご馳走様です！

ツアーも11本目だけどサウンドチェックはしっかり２時間行い、いざオープン。

18時。SE時計仕掛けのファンファーレよりライブスタート。

『優しさ』をたっぷりもっている人を心の底から尊敬する。
この日のライブはそういう人が出す雰囲気がフロアに満ち溢れていた。
岩手の祖父母に会った時の、なんかわからないけど、涙が出そうになるあの感じ。力とかやる気とか気合いとかそんなものが一度に湧いてくるあの感じ。

俺の好きな雰囲気に加え、藍坊主の音楽を楽しんでやるぜ！みたいな熱さも嬉しかった。

演奏への集中力を終盤へ向けて増し、お客さんは最後の最後まで熱く、あっと言う間に約2時間15分のステージが終わってしまいました。

『涙が滲む理由』の制作以来、再度その理由を探ってみようかと思ってます。
3日で形になるか、それとも3年かかるか。。。分からないけど。

仙台サンキュー！また行きます！
この日、あまりに疲れたので、飯も食わず就寝。

2月21日。移動日。
朝飯をがっつり食べてからバスへ乗り込む。陸路で八戸へ。
八戸から苫小牧へはフェリーで8時間。苫小牧から札幌へは再び陸路で計14時間の長旅。
ホテルについてからもフェリーの揺れが体に残っていたけど、御構い無しにジンギンカンを食べにすすきのへ。
ドライバーの小久保氏がタイハーラの個室を用意してくれていて、メンバー&スタッフ全員で地方ラストライブへのエネルギー補給。
最高のセミファイナルにするぞ！とhozzyの一言で締まったので就寝。。。。にはならず夜は更けていきました。

2月22日北海道 cube garden でのライブ当日。
すすきののど真ん中にある老舗ラーメン店で食事をしてからライブハウス入り。
cube garden には初めての出演。
綺麗で見やすく設備もいい最新鋭のライブハウス。
サウンドチェックで照明や映像も確認し、その綺麗さに驚きテンションが上がる藍坊主一同。
セミファイナルということで気合い充分。
本番前の楽屋は全員が集中し、静かなもんでした。

17時半。ライブスタート。
楽屋の静けさとは真逆。1曲目から熱い。熱すぎる。
ここまで11本。少し緊張を解すような箇所を作ったりしたけど（意図的でないことも多々あるけど）、空気感から望んでいないことが伝わり、最後まで駆け抜けていった2時間強。
ココーノの曲は喜怒哀楽様々な曲があるけど、衝動、いや初期衝動、いやいやパッションが元にあり、そこでのリスナーとの繋がりが根本にあることを認識しました。
このツアーで一番の盛り上がりでした。
札幌ありがとう！
ステージとフロアが縫い合わさった感覚をファイナルまで持って行きます。

終演後、ファンレターを読んでいると、お客さん同士が縫い合わさったエピソードが書かれていました。
その人曰く、藍坊主のお客さんは良い人ばかりだそう。
文面にも熱意がこもってて思わずホロっときてしまいました。サンキュー。

そういえば、仙台でもお客同士で結婚したってカップルにも出会いました。おめでとうございます。

片付けが終わり、すぐ苫小牧に出発。バスの中でサッポロクラシックで乾杯！
フェリーに乗り込む頃にはクタクタで、拓郎以外の3人は出航して30分も立たないうちに夢の中でした。

2月23日。戻り日。
フェリーの館内放送で起床。
定刻通り八戸に着き、約600キロの道のりを降りてきました。
先ほど東京に無事到着。

残すところ渋谷公会堂のファイナルのみ。
過去最高に充実したツアーのラストは、全国で縫い合わせてものの集大成にします。
お楽しみに！