藍ブロ

飛ばなかったー。飛ばすつもりもなかったー？。否、まだ飛ぶかもー。

最近は新たな曲を製作中。
しかし、ノートに歌詞を書こうとすると、こんなんしか出でこなくて集中できない。
すぐ近くの国の、同い年のせいで、ニュースの国際面が気になってしまうからか。
昨日も党機関紙が「軍縮の会談はあっても、非核化と関連した会談は絶対にない。」「偶発的要素によって核戦争が起きる確率は非常に高い。」と合同訓練中の二国を牽制したらしい。

すべてを真に受けるわけではないが、対岸の火事が、海まで燃やして、すぐ近くまで炎が迫ってきているように感じる。

俺は、そろそろ『目には目を』的な発想をやめた方がいいのではないか、と思う。

核開発、ミサイル所持。守るために本当に必要か、交渉する為に本当に必要なのか。
話し合いの席で、ナイフをちらつかせて意見を言っても、共感出来るだろうか。

日本も今、憲法９６条改正をしようとしている。
９条改正よりも軽いイメージを演出してるみたいだが、こっちの方がよっぽど恐い。
集団的自衛権を得た後、衆参過半数の議席をもった党が更なる憲法改正をしそう。

押し付けられた憲法だから何？。冷戦の時に「非武装化は失敗だった」と押し付けた方から露呈してしまっている。
その時に、一人一人の判断で変えなかったのだから、最早これは押し付けられた憲法じゃないと思う。

大切な人を守るには力が必要だから武器を持つ、なんて考えは安易過ぎる。他にも道はある。
ひょこりひょうたん島の作者、井上ひさしさんの考えていた『文化武装』なんて、今の時代にぴったりだと思う。

例えば、２４時間太陽が当たる宇宙で使える発電装置、送電技術を開発する。
あるいは、ガンの特効薬の開発に力を入れ、「その国を攻撃すると、わが国も困る」といった依存度を上げていく。

こんなアイデアを理想論や夢物語で片付けてしまっていいわけがない。
多かれ少なかれ何処の国でもあるエネルギー問題や医療問題を逆手にとって、「弱みを握る」のもありだと思う。
そして結果として「依存する」。それが『共存する』の始まりでもいいと俺は思う。

俺は昭和５８年生まれ。自分の国が戦争の当事者だった経験はないけど、想像してみる。
無防備で「争いはしない。」と宣言するのと、武器を持ち「いざとなったら始めるよ」と戦争を視野に入れるの。
どっちの方が、殺される率は高いだろう。。どっちの方が、大切な人が死んでしまうだろう。。。
どっちの方が、この手で誰かから大切な人を奪うだろう。。。

書いていて、もう一度思う。もう「目には目を」的な発想をやめたい。

そして、ある地域の教育課に問いたい。
政治的な理由で各種学校の一部への補助金や援助を中止するより、「お陰で教育を受けられた。」という繋がりを持つ事の方が、将来的に抑止力に育つとは考えられなかったのだろうかと。