column

蝉の抜け出し。

こんばんは。

先日38才になりました!

2020は結構パンチ効いているけれど笑、時間はちゃんと進んでいく。

振り返れば、このコラムも始まりは2005年。

15年前に藍坊主で文字を書いていたんだな−って思うと、なんか変な気分になる。

流石に、そうなる。15年って笑。

すげえぞ、わりかし。

あれから、いろんなことあったりしたけど、みんな元気かい?

俺も、いろんな経験をした!

フラッシュのように、強烈な瞬間しか脳味噌に残らないような日々を繰り返してきたけど、

それでも。

暖かさ 冷たさ 柔らかさ 固さ 近さ 遠さ 激情 無言

布にしたら、凄く個性的な染みになって、カーテンにしたくなるような記憶が散らばっている。

 

しかし、最近は湿気がすごい。

俺の髪の毛がやばい。

3倍空間を作る。

ボンバる。

 

コロナ。またなんか感染数増えてんな。予想できてたことなのかもしれないけど、勘弁して欲しいな。

しょうがないよな。しょうがないけど、「あーあ」ってなるよな。

2020はすごいパンチが効いている。

 

そういえば、俺の作業部屋の窓の外の桜の木の辺りから、蝉の声が聞こえ始めた!

まだ心許ない、消えそうなノイズみたいな響きだけど、網戸ごしに聞こえてくるぞ。

夏が始まってる。夏が、始まってる。

入道雲に、冷やし中華、砕ける白波に反射する光。

タープ張って、磯臭い岩場にタープ張って「ふー」って、濡れたままビール飲みて〜。

網がギラギラ光って、肉がジュージュー言ってる直下光の煙も嗅ぎて〜。

船虫を踏みそうで、絶対踏めないあの瞬間をビーサンの裏で感じて〜。

松の木の寿命が気になる岩場の壁面に整列する金網と注意書き看板のチンチンになった白い熱に触れて〜。

遠くの空が雲と溶けてしまって、水平線との境がゆらゆらしている波風に産毛を撫でられて〜。

石畳貝だと思ったらヤドカリだった時の「まあいっか」ってバケツに放り込む狭いゴーグルの万能感に浸りて〜。

鼻腔を夏で染めて〜。

ちくしょー、山も行きてー。

空も行きてーし、島にも行きてー。

車で遠くに行きたいし、湿度が低い北にも行きたい。

 

しかしながら、そんな中でも、楽しいことはあるもので。

やっぱり友達とか、仲間とか、家族ってすんごい大事なんだなって思ったのである。

俺が好きな奴らは、きっと俺のことも好きでいてくれてると思っている(たぶん)

どんな景色も、どんな瞬間も、どんな閉塞感も、

振り返ってみれば、共有できる人が、必ず一人はいた。

いた。

いたんだなーこれが!

 

だから、きっと、やりやすいように生きて大丈夫なんじゃねーかな。

いきなり人生論に突入したけど笑。

38年目。

結局ね。

好きにやろうが、やらまいが、「結果は決まってる」ってことだ。

ちょっと哲学っぽくなるけど。

結果を眺める時、その時点で、そこから原因や過程へ逆算せざるえないのだ。

「結果を眺める」時点で、好きにやろうが、やらまいが、「心の要素」は排除される。

そこには、原因と過程しかない。

「好き」だろうが「嫌い」だろうが、関係ない。

そこにはタスクしかない。

だったら、「好きなこと」やった方が絶対よくね?

これが真実だわ。

いや、これが真実。だわよ。

 

って、僕は言うが、君はどうか?

 

酔ってきた。

さて、もうちょいコラムのアップスピードあげたいね。

俺にやる気を、たまに、くれ笑。

ちょうだいな。

きっと、これをわざわざ読んでる君と、俺も、同じような景色を見ることがあるのだろうと。

思う。

もう、これは、もうな

 

YES.aoi/hozzy

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